彗星といえばハレー彗星が有名ですが、このネオワイズ彗星もここ20年間ではもっともよい状況で観測できる彗星だそうです。
うまく行けば、映画「君の名は。」で描かれた彗星くらい立派な尾が見られるかも。
この彗星、次回に見られるのが、なんと5,000年後。
ネオワイズ彗星を観測するのに使ったアプリ
7月15日頃からは日没後の夜8時頃に北西の空、おおぐま座(北斗七星)の下に見えるそうです。
といっても、星座に詳しくない私は北斗七星が夜空のどこに見えるのか分かりません。
そこで「Comet Book」というアプリをダウンロードしました。
このアプリがあれば、どの位置にネオワイズ彗星が見えるのかよく分かります。
そしてもう一つ、「Star Walk 2」というアプリもダウンロード。
このアプリは、AR(拡張現実)を使って、実際に自分が見ている夜空に星座を重ねて見ることができるというスグレモノ。
宝塚市でネオワイズ彗星が観測できるスポットは?
問題は観測場所です。
我が家の近所にはマンションが立ち並んでおり、天体観測には不向きです。
そこで周囲に高い建物がなく、天体観測に適した場所で思いついたのが、末広公園でした。
実際に昼間に行ってみると
こんな感じです。
ここなら誰の邪魔にもならず観測できます。
ちなみにネオワイズ彗星が見える北西の方向は、写真の真ん中より少し右寄りにある2つの重なったマンション(ジオタワー宝塚)の右上あたり。
晴れていれば、そこからネオワイズ彗星が見えるはずです。
しかし、一番の問題は天気です。
2020年の梅雨は長引いており、なかなか星空を見ることができません。
2020年7月19日(日)の午後も、分厚い雲が空を覆っています。
この雲の厚さだと、ネオワイズ彗星はとても見えそうにありません。
しかし、諦めるのはまだ早い。
ネオワイズ彗星が見えるのは夜8時から9時頃です。
で、いよいよ夜9時の宝塚上空の夜空がこちら
夜空には、相変わらず分厚い雲が広がっていました。(宝来橋より撮影)
結局この日は夕方から分厚い雲が広がったため、宝塚市からネオワイズ彗星は観測できませんでした。
しかし、まだチャンスはあります。
次は今秋の連休中にチャレンジしたいと思います。
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