「大切に使ったお財布を、そのままゴミ箱に捨てるのはちょっと・・・」
という方におススメなのが財布供養です。
財布供養は、役目を終えたお財布に感謝の気持ちを込めて、神社に祈祷奉納すること。
私も最近、これまで使っていた財布がボロボロになり、新しい財布と交換しました。
今から10年以上前に100円ショップで購入した、このお財布。
カードを入れるポケットも多く、使い勝手が良かったので長年愛用していましたが、最後にはファスナーも壊れ、写真のようなボロボロの姿に。
ただ「このまま捨てるにはちょっと忍びないなぁ・・・」思っていると、財布供養ができる神社が京都にあるということで、京都観光の際に行ってみました。
「京都ゑびす神社」の基本情報
京都市内で財布供養を行っている神社は、「京都ゑびす神社」です。
「京都のゑびす神社」は西宮神社、今宮戎神社と並ぶ「日本三大えびす」
阪急電鉄 京都河原町駅から徒歩7分とアクセスも良好です。
賽銭投げの的と幸運の笹でも有名ですね。
「京都ゑびす神社」の基本情報
住所:京都府京都市東山区小松町125
御祭神:八代言代主大神、大国主大神、少彦名神
TEL:075-525-0005
受付時間:9時00分~17時00分
公式サイト:京都ゑびす神社
「京都ゑびす神社」の財布供養
京都ゑびす神社の一の鳥居です。
私が訪れたのは、11月中旬の金曜日の午後3時過ぎ。
10日ゑびすの時には多くの参拝者で賑わう京都ゑびす神社ですが、普段の平日は参拝者も少なめ。
私が参拝している時は、他に一組だけ参拝に来られていました。
一の鳥居をくぐると、「賽銭投げ」で有名な二の鳥居が出てきました。
二の鳥居に掲げられた福箕(ふくみ)の下の熊手にお賽銭が入ると、願いが叶うと言われています。
私もやってみましたが、これがなかなか難しい。
他に誰もいなかったので、何度もチャレンジしたところ、7回目に見事入れることができました。
何か良いことがありそうです(⌒∇⌒)
本殿にお参りした後、財布供養をしてみることに。
「財布塚」というのがあるらしいのですが、場所が分かりません。
境内をウロウロしていると、一の鳥居と二の鳥居の間の右手に大きな石が2つ並んでいるのを発見。
これが「財布塚」でしょうか?
向かって左にあるのが「財布塚」でした。
右にあるのが「名刺塚」です。
財布塚の脇にはパナソニックの生みの親 松下幸之助の名前も。
財布塚を見てみると、何やら注意書きが。
近寄って読んでみると
お財布の供養を希望の方は、社務所までお持ち下さい。
こちらにお財布を放置しないで下さい。
と書かれていました。
どうやら以前は、祈祷料も不要で、財布塚に財布を置いておけば、ご祈祷をしてくれたようです。
ただ、私が訪れた2022年(令和4年)11月には、財布は社務所へ持参するようになっていました。
「京都ゑびす神社」の財布供養は、一般祈祷と特別祈祷の2種類!
財布供養をお願いしに、社務所へ行ってみると、穏やかなおじさんが対応してくれました。
「財布供養をお願いしたいのですが」
と伝えると、
「ああ、財布供養ですね。それでは祈祷料をお願いします。一般祈祷は1,000円、特別祈祷は3,000円です。気持ちで良いですよ」
と言われました。
京都ゑびす神社に参拝する前は、財布塚に財布を置いておけば、祈祷料も不要で財布供養をしてくれると思っていた私。
ただ実際には「財布供養には祈祷料が必要」と言われ
「100円で買った財布に1000円も払って供養してもらうのは、ちょっとな~」
と邪な考えが浮かび、しばらく考えたあげく、財布供養はやめることに。
祈祷料以上のお値段の財布なら、財布供養をしたと思うのですが、
「100円で買った財布の供養に1000円を出すのは、ちょっともったいないなぁ」
と思ったのが本音です。
正直、セコイですね。
「お世話になった財布に対する感謝の気持ちは、1000円もないのか?」
という声が聞こえてきそう(;´Д`)
京都ゑびす神社で財布供養をしようとお考えの方は、私のようなセコイ考えの方はいないと思いますが、祈禱料が必要ということは覚えておいた方が良さそうです。
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