こんにちは。
神社仏閣めぐりが趣味のももすけです。
先日、大阪梅田の太融寺(たいゆうじ)に行ってきました。
梅田の街には子供の頃から何度となく足を運んできましたが、恥ずかしながら太融寺を訪れたのは今回が初めて。
まさかこんなにも立派で静かな寺院が、あの賑やかな梅田のど真ん中にあるとは思ってもみませんでした。
梅田のパワースポットとして、もっと知られていい場所だと思います。
創建1200年を超える歴史、弘法大師ゆかりの寺
太融寺は、弘仁12年(西暦821年)に弘法大師・空海によって開かれた由緒あるお寺。
宗派は高野山真言宗です。
本堂は想像していたよりもずっと大きく、空気がピンと張り詰めているような清々しい雰囲気。
自然と背筋が伸び、心がすっと落ち着いていくのがわかります。
御本尊は千手観世音菩薩様です。
ご縁を結ばせていただいたことへの感謝の気持ちを胸に、静かに手を合わせました。
境内で味わう静寂と、心が洗われるひととき
この日はゴールデンウィークのこどもの日でしたが、境内には人も少なく、静かにお参りができました。
まさに“穴場”と言える静寂な空間。
大阪のど真ん中で、これだけ落ち着いた時間を過ごせる場所は本当に貴重です。
一願不動、御朱印、お砂すみ──見どころ多数の境内
寺務所の前には「一願不動尊」が祀られており、一つだけ願いを叶えてくださるとか。
願い事が多すぎて、何を願おうかと迷いましたが、結局は「周囲のみんなが穏やかな日々を過ごせますように」と願いを込めて手を合わせました。
寺務所の隣にある弘法大師像の前には「お砂ふみ」と呼ばれる、四国の形が書かれた黒い石板が埋め込まれていました。
石板の下には四国八十八ヶ所の砂が埋められており、この上に立ち、お大師様を拝むと四国霊場を巡礼したのと同じご利益があるそうです。
まだ四国八十八ヶ所巡りをしたことがない私。
いつか本物の八十八ヶ所巡りをしてみたいと思いつつ、今回はこの“簡易巡礼”にあやかりました。
さらには、境内にはネパールから贈られたマニ車も設置されています。
手で回すと経文を1巻唱えたのと同じ功徳があるとのことで、しっかり回してきました。
日本とネパールの仏教が一つの空間に共存しているのも興味深いですね。
今回は御朱印も授かりました。
初穂料は500円。
御朱印は手書きで、力強く美しい御朱印に思わず見入ってしまいました。
大阪梅田の穴場パワースポット、太融寺
短い時間でしたが、太融寺で過ごした静かなひとときは、心を整える貴重な時間となりました。
梅田の買い物や仕事の合間に、ほんの少し足を延ばすだけで、こんなに心が洗われる場所があったとは。
皆さんも大阪梅田で買い物や仕事の疲れを感じたら、この穴場パワースポット・太融寺で心を癒してみてはいかがでしょうか。
太融寺の基本情報
住 所:大阪府大阪市北区太融寺町3−7
電話番号:06-6311-5480
受付時間:8:00〜16:30
公式サイト:太融寺
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