6月最後の週末、買い物に訪れたスーパー万代伊丹荒牧店で、最近ニュースでも話題になっていた「備蓄米」が販売されているのを見かけました。
袋はとてもシンプルで、「国産備蓄米」とだけ記載されています。
原材料を見てみると、国内産の複数原料米とのこと。
販売元は、大阪府松原市にある「幸南食糧株式会社」さんでした。
お値段はというと、5キロで1,980円(税込2,138円)。
最近の米の価格事情を考えると、決して高くはない印象です。
以前、ニュースで「備蓄米を買い求める人の行列」が話題になっていたのを思い出しましたが、この日の万代には在庫がかなり豊富にありました。
私が訪れたのは正午過ぎでしたが、拍子抜けするほど、山積み状態です。
万代には毎週末に買い物に来ていますが、備蓄米が売られているのを見るのは初めてです。
興味本位で近づいて表示をチェックしてみると、「令和4年度産(2022年産)」のお米で、精米日は2025年6月下旬とのこと。
なるほど、3年前に収穫された「古古古米」というわけですね。
5キロで2,000円という価格は、今の相場からすると割安にも感じますが、そういえば2年前には新米が同じような価格で売られていたこともありました。
それを思うと、3年ものの古米が当時と同じ価格というのは、ちょっと複雑な気持ちになります。
味がどんなものか気になって、一瞬「試しに買ってみようかな」とも思ったのですが、ふるさと納税でもらったお米や、サンディで買った台湾産のお米がまだ残っているので、今回は見送りました。
ただ今年も猛暑の影響で不作が予想されているので、次に見つけたときには購入してみようかなと思っています。
中でもブレンド米は、5キロで3,658円(税込)と、以前の価格高騰時に比べるとやや落ち着きを見せている印象です。
とはいえ、物価上昇が続く今の状況では、数年前のように「新米が5キロで2,000円前後」といった価格で買える時代は、しばらく戻ってこないのかもしれません。
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