先日、所要で兵庫県北部の養父市に行ってきました。
過疎化が進む養父市ですが、養父市役所の向かいには歴史を感じる建物がありました。
気になったので、現地まで少し足を運んでみました。
歴史を感じさせる建物です
養父市の最高峰 妙見山(1,139m)をバックに一枚撮影
山陰美人 酒蔵跡地
調べてみると元禄13年(西暦1700年)創業の(有)養父郡酒造の酒蔵跡地でした。
煙突に書かれている文字は「山陰美人」
養父郡酒造の代表銘柄だったそうです。
300年を超える歴史ながら、現在はもう醸造されていない山陰美人。
日本酒ファンの私にとっては、ちょっと残念。
山陰美人、一度味わってみたかったな。
残念ながら酒蔵の中には入ることができませんでした。
漆喰と焼杉の外壁からは300年の歴史を感じますが、保存状態は良好に思います。
この地で山陰美人を作っていた杜氏さんたちの姿を感じることができました。
またいつか、山陰美人が復活する日が来るといいですね。
トトロの壁
この酒蔵の後ろに回ってみると、気になる壁を発見!
この壁、何かに似ていませんか?
どうやら地元の方には、「トトロの壁」と呼ばれているそうです。
そう言われると、トトロに見えなくもありません。
でも私には、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「ぬりかべ」に見えました。
あなたは、どう思いますか?
まとめ
養父市役所の対岸には、昔にタイムスリップしたような民家や建物が多くありました。
特にこの山陰美人 酒蔵跡地は300年を超える歴史のある建物です。
もう一度、日本酒造りを再開することは難しいかもしれません。
しかし、歴史を感じる素敵な建物なので、リノベーションして酒蔵カフェとして生まれ変われば、地域に賑わいを呼び起こすことができるかも知れませんね。
山陰美人酒蔵跡地
住所:兵庫県養父市八鹿町八鹿893
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