先日、宝塚文化創造館(宝塚音楽学校旧校舎)に行ってきました。
宝塚文化創造館(宝塚音楽学校旧校舎)とは?
宝塚音楽学校旧校舎は、昭和10年に建てられたモダニズム様式の建物です。
1998年(平成10年)まで宝塚音楽学校本校舎として使用され、多くの生徒がここで学び、宝塚の舞台へ巣立っていきました。
1998年(平成10年)12月には宝塚大劇場の隣の武庫川沿いに新校舎が落成し、旧校舎は音楽学校としての役割を終えました。
宝塚文化創造館 案内図(1階) |
玄関を入ると、正面には講堂(文化交流ホール)。
左右には2階へと上がる階段があります。
右手の階段は来賓や講師用、左手の階段は生徒専用と分けて使用していました。
こちらは玄関右手(上手)にある来賓・講師用の階段です。
こちらはすり減った跡がなく、その違いははっきりと分かりますね。
右手の階段の壁には、往年の宝塚歌劇のポスターが飾ってありました。
花組公演の「ME AND MY GIRL」のポスターがありました。
往年の宝塚歌劇団のスターが、練習で汗を流した由緒あるバレエレッスンルーム。
現在は社交ダンスやヒップホップなど様々なダンスの練習に利用されています。
宝塚文化創造館「すみれ♪ミュージアム」とは?
宝塚文化創造館の2階展示室は「すみれ♪ミュージアム」として、宝塚音楽学校や宝塚歌劇に関する資料が数多く展示されています。
宝塚音楽学校の昔の制服や45期生からの卒業写真、宝塚草創期から現在に至るまでの作品のポスターなど見どころ満載です。
私が子どもの頃、母親に連れられて見に行った松あきらさんの退団公演「夜明けの序曲」のポスターも飾ってあり、ちょっと感動しました。
ミュージアム内は残念ながら撮影禁止となっています。
しかし有名作品の衣装前では記念撮影が可能です。
この日は2012年の月組公演「ロミオとジュリエット」で着用された衣装が展示されていました。
特別展「街と宝塚歌劇~阪急沿線 駅ごとの風景~」の感想
「すみれ♪ミュージアム」の映像スペースでは、特別展示「街と宝塚歌劇~阪急沿線 駅ごとの風景~」が2022年4月18日まで実施中です。
昭和10年の阪急宝塚線の各駅の様子や宝塚ファミリーランドの貴重な映像を詰め込んだ特別映像を見ることが出来るんですよ。
戦後すぐに再開された当時の春日野八千代さん主演舞台のカラーフィルムや昭和初期の中山寺や清荒神のモノクロフィルム、宝塚ファミリーランドの電車館の映像など見どころ満載。
20分ほどのビデオでしたが、普段は見ることができない貴重な映像がてんこ盛りで、宝塚の歴史を感じられる内容でした。
宝塚文化創造館の特別展「街と宝塚歌劇~阪急沿線 駅ごとの風景~」は、2022年4月18日まで。
宝塚の街並みや宝塚歌劇の懐かしい映像に興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
⇒黒木瞳さんが過ごしたアパートが今も宝塚にあるのをご存じですか?
takarazukatownjournal.blogspot.com
宝塚文化創造館(すみれミュージアム、宝塚音楽学校旧校舎)
住 所:兵庫県宝塚市武庫川町6−12
入場料:一般300円(200円)、中高生200円(100円)、小学生100円(50円)
( )内は10人以上の団体料金
入場時間:10時00分~16時30分(最終入場16時00分)
TEL:0797-87-1136
公式サイト:宝塚市文化財団
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