宝塚歌劇に必要なアイテムといえば、双眼鏡(オペラグラス)です。
これまでは100円ショップで購入した双眼鏡を使っていましたが
「ご贔屓のジェンヌさんのお顔を、もっとはっきり見たい!」
と思い新しい双眼鏡を購入しましたが、これが大正解!
ご贔屓さんの表情がはっきり見えるようになり、満足度もグンとアップしました!
そこで今回は宝塚歌劇の観劇にオススメな双眼鏡や感想等をご紹介します。
宝塚歌劇にオススメの双眼鏡の4つの条件
宝塚歌劇を観劇する際の双眼鏡選びのポイントは
・明るさ(光明度)が大きいもの
・高倍率(8倍以上)
・軽量、コンパクト
・お手頃価格(2万円代)
の4つです。
中でも特に重視したいのは「明るさ」です。
コンサートや舞台鑑賞で双眼鏡選びに迷ったら、「明るさ」が大きいモデルを選べば間違いないでしょう。
明るさ(光明度)が大きいもの
宝塚歌劇を観劇するための双眼鏡選びで、まず最初にチェックしたいのは
「明るさ(光明度)」
です。
「明るさ(光明度)」とは、双眼鏡をのぞいた時の明るさを数値で表したもの。
「明るさ(光明度)」が大きくなるほど視野は明るくなり、暗い舞台の上でもはっきり見ることができます。
宝塚歌劇の舞台には、とても暗いシーンも登場します。
「ご贔屓のジェンヌさんをずっと見ていたい!」
と思っても舞台奥にいるときは、お顔も見づらいもの。
そんな時に便利なのが、明るさ(光明度)が大きい双眼鏡です。
実際に近所の量販店で明るさが6.7と16の双眼鏡を見比べてみたところ、6.7の双眼鏡は暗くぼーっとした画像なのに対し、明るさが16の双眼鏡だと4Kテレビの画像を見ているような明るくはっきりした画像でした。
「明るさ(光明度)」が大きい双眼鏡なら舞台奥のジェンヌさんさんも、ハッキリ見ることができます。
宝塚歌劇で双眼鏡選びに迷ったら、「明るさ」の数値の高いものを選びましょう!
高倍率(8倍以上)
宝塚大劇場のステージ(銀橋)から、各席までの距離ですが
・1階最後列までの距離 … 約30メートル
・2階最後列までの距離 … 約35メートル
ほどになります。
ステージに近いSS席で観劇するなら4倍から6倍程度で問題ありませんが、後方で観劇する機会があるなら最低8倍以上の双眼鏡が望ましいです。
軽量、コンパクト
宝塚歌劇では、お芝居(1時間半)とショー(1時間)で2時間半あります。
そのため
・2時間半の間、何度もオペラグラスを上げ下げすること
・宝塚大劇場に行くまでの持ち運び
を考えると、できるだけ小型・軽量な双眼鏡が望ましいです。
重さが400グラム以下であれば、見る人の負担も少なく、快適に観劇できると思います。
お手頃価格(2万円代)
倍率8倍の双眼鏡は5,000円前後から販売されていますが、明るさ(光明度)は6~7程度しかありません。
宝塚歌劇のように暗い場面がある劇場なら、明るさは最低でも10程度、できれば14程度の双眼鏡がオススメです。
・倍率8倍
・明るさが10以上
・重さ400グラム以下
という条件を満たす双眼鏡を購入しようと思うと1万円以下では難しく、最低でも2万円代は必要です。
2万円の双眼鏡と聞くと
「高い!」
と思う人が多いと思いますが、大切なのは値段以上の価値を感じられるかどうか?
今回ご紹介している双眼鏡なら、B席(3,500円)に座ってもSS席(12,500円)で観ているような感動が味わえます。
「チケット代を9,000円安くすることができた」
と考えれば、2万円という金額も決して高くはないのでは?
宝塚歌劇にオススメな双眼鏡の倍率は8倍、10倍?
宝塚歌劇を観劇するのにオススメな倍率はどれくらいなのでしょうか?
1階SS席2~3列目のようにステージに近い席であれば、4倍程度の双眼鏡でも良いと思います。
しかし、1階後方や2階席で観る可能性を考えると、最低でも8倍は必要です。
では、宝塚歌劇にオススメな双眼鏡の倍率は8倍か10倍、どちらがオススメかと言うと
ずばり8倍がオススメ。
「8倍より高倍率の10倍の方がいいんじゃないの?」
という方もいるかも知れません。
確かに10倍の双眼鏡の方が、スターさんのお顔もより細部まで見えます。
しかし、倍率が高くなればなるほど視野が狭くなり、手振れもしやすくなってしまうので必ずしも高倍率の方が良いとは限りらないのです。
また8倍の方が10倍に比べて視野が広くなるので、 お気に入りのジェンヌさんだけでなく、隣で踊るジェンヌさんも一緒に見えることがメリットです。
宝塚歌劇にオススメの8倍双眼鏡BEST3
ここでは宝塚歌劇にオススメの8倍双眼鏡を3つご紹介します。
ご贔屓のジェンヌさんのお顔をバッチリ拝むことができるモデルばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
ビクセン アトレックII HR8×32WP
観劇に一番オススメの8倍双眼鏡は、ビクセン アトレックII HR8×32WPです。
宝塚歌劇の双眼鏡選びに迷ったら
「ビクセン アトレックIIを選べば間違いない!」
と言われるくらい宝塚ファンに人気モデルです。
ビクセン アトレックII HR8×32WPの一番のオススメポイントは、
レンズ越しの視界が明るいこと!
明るさ16というのは、8倍双眼鏡の中でもトップクラス。
「自宅で4kテレビを見ているの?」
と勘違いするくらい、明るくはっきり見えます。
重さ390グラムというのも、8倍双眼鏡の中ではトップクラスの軽さ。
観劇中や持ち運びの際も、気にならない軽さです。
明るさ 16
質量(重さ) 390g
発売日:2014年12月12日
Nikon ニコン PROSTAFF P7 8x30
ニコン PROSTAFF P7 8x30は、明るさ14.4、お値段は2万円以下とお手頃なのに高性能なのが魅力。
しかし重量が485グラムと先程のアトレックより100グラムほど重くなっています。
重さが気にならない方にはオススメです。
明るさ 14.4
質量(重さ) 485g
発売日:2022年6月24日
ケンコー ウルトラビューEXコンパクト 8x32
2022年11月に販売された最新モデルです。
メーカーが
「ライブ・コンサートで使いたい双眼鏡の決定版」
というだけあって、とても明るく、小型・軽量な双眼鏡。
視野も広く、クリアではっきりした視界も特徴です。
防水機能があるので、野外フェス等に行った時、雨が降っても安心。
明るさは16と、8倍双眼鏡の中でトップクラス。
重量も「コンパクト」というだけあって、わずか375グラム。
今回ご紹介した3つの中で最軽量です。
今後、宝塚ファンの間でも人気が出そうな双眼鏡です。
明るさ 16
質量(重さ) 375g
発売日:2022年11月18日
ビクセン アトレックII HR8×32WPで宝塚歌劇を観た感想
今回、私が購入した双眼鏡は
ビクセン アトレックII HR8×32WP
です。
宝塚歌劇ファンの間で評判がよく、人気の定番モデルということで購入を決めました。
Vixen アトレックⅡ シリーズ HR8×32WPの基本情報
項目 | 値 |
---|---|
倍率 | 8倍 |
対物レンズ有効径 | 32mm |
プリズム材質 | BaK4 |
コーティング | PFMマルチコート |
実視界 | 7.5度 |
見掛視界 | 55.3度 |
1000m先視界 | 131m |
ひとみ径 | 4.0mm |
明るさ | 16 |
アイレリーフ | 15.0mm |
至近距離 | 約1.2m |
眼幅 | 約57-75mm |
サイズ/高さ×幅×厚さ | 10.9×11.9×4.0cm |
重さ | 390g |
その他 | 防水 |
見え方
ここでは実際にVixen アトレックⅡを使った時の見え方をご紹介します。
明るさ
とっても明るいです!
想像していた3倍以上に明るく、舞台が暗くなったシーンでもご贔屓のジェンヌさんのお顔がハッキリ見えます。
明るさ16というのは、伊達ではありませんでした。
さすがに宝塚ファン使用率NO1の双眼鏡ですね。
解像度
また解像度も問題なく、めちゃくちゃクリア。
これまで使っていた双眼鏡が昭和40年代のブラウン管テレビなら、ビクセンの双眼鏡は最新8Kテレビをみているような感覚。
裸眼でみるより、ずっとクリアで鮮明な見え方です。
視野も広くダンスシーンでも快適でした。
0 コメント