日本が生んだ偉大な漫画家 手塚治虫が少年時代を過ごしたまち、宝塚。
ここには手塚治虫の足跡をたどることが出来る「手塚治虫記念館」があります。
常設展では、手塚治虫直筆の漫画やアニメの制作体験、記念館限定グッズの販売など手塚治虫の世界観を味わうことが出来ます。
企画展では、手塚作品やキャラクターとコラボした様々なイベントを実施しています。
現在は「CAPCOM VS. 手塚治虫 CHARACTERS」を実施中です。(令和2年10月23日から 令和3年2月23日)
過去には「よつばと」や「初音ミク」、「エヴァンゲリオン」など人気漫画やキャラとのコラボもありました。
宝塚在住の私も手塚治虫記念館には2~3回、行ったことがあります。
ただ常設展の内容はあまり変化がないので、手塚治虫に余程の思い入れが無ければ、頻繁に行きたいと思わないことも事実。
しかし企画展で自分が好きなキャラクターのコラボ企画が実施されたら「行ってみたい!」と思う方も多いのではないでしょうか?
これまでも多くの企画展が実施されており、中には「当たり」や「ハズレ」と思うイベントがありました。(過去の企画展は、こちら)
そこで今回は、手塚治虫記念館の企画展で
「コラボすれば大人気間違いなし!」
と思う作品を筆者の100%独断と偏見でランキングにしてみました。
異論はあるでしょうが、アラフィフおやじの独り言と思ってスルーしてくれたら幸いです。
手塚治虫記念館でコラボしてほしい漫画・アニメ作品ランキング
5位、銀魂
映画『銀魂 THE FINAL』が絶賛上映中の空知英秋原作の大人気漫画。
「天人(あまんと)」に支配された架空の江戸を舞台に、主人公 坂田銀時が、万事屋の仲間である新八や神楽と協力しながら様々な事件を解決していく笑いあり、涙ありのストーリーです。
銀さん以外の桂小太郎や高杉晋助といった幕末志士をモチーフにしたキャラが魅力なのも人気の一つ。
私も銀魂はジャンプ連載時からの大ファン!
特にアニメの322話「10年」はもう最高!
銀時、晋助、ヅラ、辰馬ら4人が勢揃いするシーンがカッコよすぎて何回見たか分かりません。
なお銀魂は、第24回手塚治虫文化賞では1次選考で4位に選ばれました。
が
作者の空知英秋先生は辞退されたそうです。
手塚治虫文化賞
— ぱっつぁん[オルタ]【非公式】 (@patsuoruta_ss) April 28, 2020
審査員の杏さん、1人で銀魂に5点入れるとか、もうガチのファンじゃん‼️
アメトーーク 銀魂芸人のゲスト枠は杏さんで決まりですね✨(笑)#銀魂 #gintama https://t.co/V5Tjf0Wrxe pic.twitter.com/TqpFEfvnuH
空知先生らしいエピソードですが、このような経過があると銀魂の企画展は難しいのかな~と思ってしまいます。
参考リンク:銀魂どっとこむ
4位、機動戦士ガンダム
日本のみならず今や世界を代表する「機動戦士ガンダム」
「エヴァンゲリオン」や「蒼穹のファフナー」につながるロボットアニメの草分け存在です。
1979年の放送開始以来、様々な作品が映画化、シリーズ化され、現在も人気は衰えることはありません。
私も小学生の頃からの大ファン。
小銭を握りしめ近所の模型屋さんにガンプラを買いに行ったものです。
(ちなみに初めて買ったガンプラはビグロでした(;´Д`)
そんなガンダムですが、過去に一度、手塚治虫関連のイベントがありました。
ガンダムの生みの親である富野由悠季監督と「装甲騎兵ボトムズ」の高橋良輔監督とのトークイベントが2017年にありました。
この時は1回限りのトークイベントということで、残念ながら私は参加できませんでした。
手塚治虫記念館の企画展で、もう一度、富野監督の熱い話を聞かせてもらいたいと思います。
参考リンク:GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト
3位、京都アニメーション
京都アニメーションと言えば「涼宮ハルヒの憂鬱」、「けいおん」、「ヴァイオレット・エバーガーデン」、「響け!ユーフォニアム」など、キャラクターがとても美しく描かれた作品で有名な京都府宇治市にあるアニメーション制作会社です。
「京アニ」の名前でも有名ですね。
しかし2019年7月に起きた残念な事件により、多くの関係者や作品が失われてしまいました。
現在も世界中のファンから応援メッセージが届けられ、私個人もファンのひとりとして京アニの再起を願っています。
参考リンク:京都アニメーション
2位、鬼滅の刃
「え、鬼滅の刃が1位じゃないの?」
そんな声が聞こえてきそうですが、私の中では第2位です。
2020年に公開された映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が日本映画の興行収入ランキングNo1に輝くなど老若男女を問わず大人気の作品です。
また鬼滅の刃は、第24回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」にもノミネートされ、手塚治虫とは縁のある作品です。
実は私は2020年10月頃まで
「きめつ?何それ?」
というくらい鬼滅の刃には興味がありませんでした。
しかし昨年テレビの再放送を見て、すっかり「鬼滅の刃」にはまってしまいました。
おそらく今、手塚治虫記念館で鬼滅の刃とのコラボをすれば、過去最高の入場者数を記録するのは間違いなし。
「炭治郎や禰豆子と手塚漫画とどうコラボするのか?」
と全国からファンが訪れるかも。
善逸ファンの私も全集中で見に行きます!
参考リンク:「鬼滅の刃」公式ポータルサイト
1位、ジョジョの奇妙な冒険
「鬼滅の刃」を抑え、堂々の1位に輝いたのは「ジョジョの奇妙な冒険」です。
1986年から少年ジャンプに連載開始され、現在も第8部「ジョジョリオン」が連載中の人気漫画。
シリーズ累計発行部数は1億部を突破し、「日本のメディア芸術100選」のマンガ部門で2位に選ばれるなど、日本を代表する人気漫画(アニメ)と言っても間違いないでしょう。
ちなみにジョジョの作者の荒木飛呂彦先生は、20歳の時に「武装ポーカー」という作品で、第20回手塚賞に準入選され、漫画家デビューを果たしました。
授賞式の様子がこちら
日本漫画界の「神」と「神」がこんな形で出会っていたなんて・・・
この動画、凄すぎます!
この動画をみると
「もし手塚治虫先生がいなければ『ジョジョの奇妙な冒険』はこの世に存在しなかったかも?」
と感じざるを得ません。
「手塚治虫」と「荒木飛呂彦」という二人の漫画界最強のスタンド使いが、知らず知らずのうちに惹かれあっていた?
そう考えると手塚治虫記念館で「ジョジョの奇妙な冒険」のイベントをやるのは「コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい」確実なことなんじゃあないかぁああああ!!
と思う訳です。
参考リンク:「ジョジョの奇妙な冒険」公式ポータルサイト
まとめ
いかがでしたか?
私が100%独断と偏見で選んだ作品でしたが、みなさんが期待する作品はありましたか?
ちなみに手塚治虫記念館の企画展の内容については、手塚治虫記念館と(株)手塚プロダクションが協議して決めているそうです。
手塚治虫記念館や手塚プロにやってほしい作品を提案してみれば、もしかすると企画展でみることが出来るかも?
参考リンク:手塚治虫記念館
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