ハクキンカイロの2種類の指定ベンジンの違い(匂いや持続時間)について

立春も過ぎ、春の訪れを感じる今日このごろ。

この冬から使い始めたハクキンカイロの出番もそろそろ終盤に近づいてきました。

今回はハクキンカイロに入れるベンジンについて、書いています。

ハクキンカイロにはメーカーが指定する2種類のベンジンがあります。

「エビスベンジン」と「NTベンジン」です。

どちらもメーカー指定の品だけあって「火付き」や「持続時間」などがハクキンカイロに最適化されています。

しかし、実際に使ってみると、指定ベンジンであってもニオイや持続時間など異なる点も見受けられました。

今回、ハクキンカイロの2種類の指定ベンジンを使った感想をご紹介します。

匂い

ハクキンカイロは本体の中のベンジンが気化し、火口のプラチナ触媒に接触することで発熱します。

そのためハクキンカイロの使用中は、多少なりともベンジンの匂いがします。

今回、2種類の指定ベンジンを使ってみたところ、匂いに関してはエビスベンジンの方が穏やかでした。

オフィスで使用しても、匂いはほとんど気にならないレベル。

一方、NTベンジンは、ベンジンの匂いが強め。

屋外やキャンプなどで使用する場合には、ほとんど気になりませんが、閉め切った室内で長時間使用すると結構、ベンジンの匂いがします。

以前、NTベンジンを入れたハクキンカイロを持って満員電車に乗ったところ、ベンジンの匂いがプーンと漂い、ちょっと頭が痛くなってしまいました。

普段、ニオイには鈍感な私ですが、そんな私でもNTベンジンのニオイはちょっと気になります。

ニオイに敏感な方は、エビスベンジンを使用すると良いでしょう。


燃焼時間(持続時間)

次にハクキンカイロの2種類の指定ベンジンを使った場合の燃焼時間(持続時間)の違いについてご紹介します。

ハクキンカイロの燃焼時間(持続時間)については、明らかにNTベンジンを使った方が長持ちしました。

公式サイトには、ハクキンカイロに付属の計量カップ1杯分のベンジンを入れると温かさが10~12時間持続すると書かれています。(ハクキンカイロ スタンダードの場合)

しかし、エビスベンジンを使った場合、公式サイトに掲載されている持続時間に達することはほとんどなく、平均9時間ほどでした。

一方、NTベンジンを使った場合の持続時間は平均11時間と、公式サイトに掲載されている時間とほぼ同じでした。

ハクキンカイロの持続時間に関しては、外気温や空気の摂取量など条件の違いによって異なりますが、私が利用した期間については、明らかにNTベンジンの方がエビスベンジンより1~2割ほど長かったです。


値段

エビスベンジンとNTベンジンですが、容量はどちらも同じ(500ミリリットル)ですが、値段はかなり違います。

ハクキンカイロのオンラインショップでは

・NTベンジン 848円

・エビスベンジン 1073円

となっています。

NTベンジンの方がコスパが良いので、においが気にならなければオススメです。


まとめ


今回はハクキンカイロの2種類の指定ベンジンを使った感想をご紹介しました。

ハクキンカイロが指定するベンジンであっても、匂いや持続時間についてはかなり差があることが分かりました。

ハクキンカイロの指定ベンジンを選ぶ際の参考にして頂ければ幸いです。




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