「行列のできる神社」
として最近、話題の神戸市中央区にある脇浜神社(わきのはまじんじゃ)。
HAT 神戸の近くにある小さな神社ですが、毎月1日限定で授与されるお守りや御朱印がテレビや雑誌で紹介され話題となり、毎月1日には早朝から多くの参拝者が行列を作ります。
今回は、そんな脇浜神社で毎月1日限定のお守りと御朱印を頂きましたので、その時の様子や感想をご紹介します。
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の基本情報
脇浜神社は建武3年(1336年)創建の由緒ある神社です。
正式名称は「南宮宇佐八幡神社」ですが、脇浜町にあることから「脇浜神社」とも呼ばれています。
脇浜神社では毎月1日限定で授与されるお守り(華守や引き寄せ守)や御朱印が人気で、毎月1日には早朝から多くの参拝者が行列を作ります。
境内にはハートの形をしたクスノキがあり「ハートのある木の神社」としても有名です。
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の基本情報
御祭神:応神天皇
御利益:厄除開運、勝利勝運
境内末社:稲荷神社、戎神社、金刀比羅神社
社紋:三つ巴と橘
住 所:兵庫県神戸市中央区脇浜町2丁目3−6
電話番号:078-261-1095
御朱印:あり
参拝可能時間:24時間
授与所開所時間:毎月1日 9:00~17:00のみ
駐車場:なし
創建:1336年(建武3年)
公式サイト:南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)へのアクセスと駐車場情報
車でお越しの方
脇浜神社には参拝者用の駐車場や駐輪場、トイレはありません。
車でお越しの場合は、近隣のコインパーキングをご利用いただき、路上駐車はご遠慮ください。
なお神社の隣にある駐車場は契約者専用の月極駐車場のため、参拝者は利用できません。
脇浜神社周辺のコインパーキングや駐車場情報はこちらです。
電車、徒歩でお越しの方
電車でお越しの場合は、阪神電鉄岩屋駅が最寄駅になります。
岩屋駅からは徒歩約8分です。
JR灘駅や阪急電鉄春日野道駅からも徒歩10~15分ほどで到着します。
阪神電鉄「岩屋駅」下車、徒歩約8分
JR「灘」駅下車、徒歩約9分(700メートル)
阪急電車 春日野道駅下車、徒歩約15分
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の御祭神
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の御祭神は、応神天皇(八幡大神)です。
応神天皇は第15代天皇で、別名は品陀和気命(ほんだわけのみこと)、八幡大神(はちまんおおかみ)として全国の八幡社に祀られています。
応神天皇は歴史的に実在した最初の天皇であるともいわれ、その治世では百済からの渡来人を多く受け入れました。
こうしたことから、中国大陸や朝鮮半島の進んだ文化を積極的に取り入れることで、日本文化の礎を築いたとも伝えられています。
また母である神功皇后が応神天皇をお腹に宿しながら朝鮮半島征伐に向かった際に、胎内にいながらにして神威を発揮したといわれ「胎中天皇」とも呼ばれました。
全国の八幡社で祀られる応神天皇は、皇室の祖神と崇敬されるばかりでなく、56代清和天皇を祖とする清和源氏からも氏神とされることで、中世には関東にも多くの八幡社が建立され、武家からも篤く信仰されるようになりました。
そのため、戦前までは武神として信仰されており、近年では胎内にいながら神威を発揮したことから、安産や子育て、諸願成就の神として信仰されています。
応神天皇(八幡大神)が祀られている主な神社
・宇佐神宮(大分県宇佐市)
・石清水八幡宮(京都府八楼市)
・鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市〉
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の代表的なご利益
脇浜神社のご利益としてあげられるのは
・開運厄除
・勝利勝運
があります。
私は勝利勝運にちなんで、会社で出世できるように祈っておきました。
ちなみに脇浜神社にはハート形のクスノキや玉砂利、手水舎の鯉(恋)など恋愛成就にご利益がありそうなアイテムがたくさんあります。
気になるお相手がいる方は、恋のライバルに勝てるよう八幡さまにお祈りしてみてはどうでしょうか?
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の歴史
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の創建は、室町時代の建武三年(1336年)に遡ります。
楠木正成が足利尊氏追討の命を受け、兵庫に出陣した際、この脇浜の地で同志たちと休息中に八幡宮に必勝を祈願。
その後、村人たちが南宮川畔に八幡神社を勧請し、脇浜村の鎮守として崇拝されることとなったのが始まりです。
伝承によれば、南宮は楠の「木」の部分を後世に取り除いたもので、「楠」が「南」になったものとも伝えられ、明治6年 (1873年)に村社に列せられました。
社殿は昭和7年(1932年) 9月に現在地に移設され、葺合区にあった村社「宇佐八幡神社」を合祀、社名を「南宮宇佐八幡神社」と改称しました。
平成7年の阪神淡路大震災により社殿、社務所等が倒壊する甚大な被害を被りましたが、平成11年9月に再建されました。
現在は脇浜町・脇浜海岸通の鎮守と仰ぎ氏神と尊ばれています。
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の雰囲気
ここでは脇浜神社の境内の雰囲気をご紹介します。
脇浜神社は間口約15メートル、奥行約20メートルほどのこじんまりした神社です。
末社として稲荷神社、戎神社、金刀比羅社があります。
境内には神社のシンボルでもあるハートの形をしたクスノキの他に、桜や梅、紅葉など四季を感じられる木々が植えられています。
脇浜神社の石製の鳥居です。
まだ新しいようできれいですね。
狛犬(その1)です。
神様から見て左側にいるのが、口を開いた「阿形(あぎょう)」です。
狛犬(その2)です。
神様から見て右側にいるのが、口を閉じた「吽形(うんぎょう)」です。
鳥居をくぐった左手には、脇浜神社のシンボルでもあるハートの形をしたクスノキがあります。
ハート形になるよう特別に手入れした訳ではなく、最初から自然とハート形になっていたそうです。
ハート♡の木のある神社なんて、とてもキュートで珍しいですね。
縁結びにもご利益がありそう♪
ちなみに反対側からみると、こんな感じ。
やはり鳥居をくぐった直後が、1番きれいなハート形に見えます。
緑の若葉がまぶしいハート形のクスノキ。
クスノキをバックに授かったお守りや御朱印と一緒に記念撮影する方が多かったです。
参拝した後、深呼吸してそっと触れてみると、温かいハートのパワーを分けて頂いた気がしました。
ハートのクスノキの下には手水舎があります。
手水舎にいる生き物といえば「龍」が一般的ですが、脇浜神社いたのは「鯉」でした。
もしかして「鯉」=「恋」と掛けているのかな?
尻尾を丸め、勢いよく水面からジャンプしたような鯉。
とてもダイナミックですね。
「鯉の滝登り」
ということわざにもあるように、こちらも縁起が良さそうです。
鯉の口からはポコポコと水があふれています。
ちょっと可愛いです。
鳥居をくぐった目の前にあるのが、拝殿です。
脇浜神社の社殿は平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災で壊滅的な被害を受けましたが、平成11年(1999年)に再建されました。
私が参拝した日は昨年(令和5年)に実施された令和の改修工事が終わったばかり。
とても美しい立派な姿を見せてくれました。
拝殿に掲げられていた扁額(へんがく)です。
現在の社名である「南宮宇佐八幡神社」ではなく、合祀される前の「宇佐八幡神社」と「南宮八幡神社」がそれぞれ書かれていました。
拝殿の前に置いてあった、ついたち参りの参拝者に配られる清め塩です。
袋には「感謝」の文字が書かれていますが、よく見るとひらがなで
「ありがとうございます」
と書いてありました。
この日、用意されていた清め塩は80袋ほど。
残念ながら、私が参拝した時には無くなっていました。
お守りの列に並ぶ前に先に参拝しておけば、良かったかも。
拝殿の前に置かれていた、境内で見つかったハートの石です。
自由に触って撮影することもできます。
ちょっと微妙な形の石もありますが、ハートっぽく見えれば大丈夫(^^)
写真撮影の後は元の場所に戻して、持ち帰らないようにしましょう。
参拝後、私もハートの石を探してみました。
下を見ながらハートっぽい石を探しますが、なかなか見つかりません。
5分ほど探しましたが、この日は結局見つからず。
お参りの際は、ぜひハートの石を探してみてください。
ハートの石を見つけたら、ラッキーなことが起こるかも?
拝殿の前には6月29日に行われる夏越の大祓の茅の輪くぐりのお知らせが出ていました。
茅の輪をくぐって、今年前半の穢れを払いましょう。
続いて脇浜神社の末社のご紹介です。
まずは稲荷神社です。
拝殿の左手前にあります。
金刀比羅神社です。
拝殿の左奥にあります。
戎神社です。
境内には皇太子明仁殿下(現在の上皇陛下)の誕生を記念した石碑もありました。
上皇陛下は昭和8年12月23日生まれ。
この石碑は2年後の昭和10年11月3日に建立されたようです。
石碑には「建設者団体名」の下に、脇浜町町会や脇浜軍友会、脇浜婦人会、脇浜青年団などの団体名が彫られていました。
鳥居の隣にあった石灯籠です。
よく見ると「安政三歳辰八月」と書かれていました。
1856年に建てられたようです。
今から168年前の石灯篭。
歴史を感じさせます。
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の御朱印
脇浜神社の御朱印は、毎月1日限定で頂くことができます。
1日以外の日に参拝しても社務所は閉まっており、御朱印はもらえませんので、ご注意ください。
毎月1日は早朝からお守りを求める参拝者の行列ができますが、御朱印のみ欲しい方はお守りとは別の列に並ぶようになっています。
間違えてお守りの列に並ばないよう、ご注意ください。
ついたち限定の御朱印
毎月ついたち限定でもらえる御朱印は、書き置きのみ。
季節を感じさせるデザインの御朱印が4種類用意されています。
私が訪問した2024年(令和6年)6月1日の御朱印は、紫陽花をあしらった下記の4つでした。
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脇浜神社の2024年6月限定御朱印 |
ついたち限定御朱印の初穂料は
1、見開き御朱印 1,000円
2、透明御朱印(その1) 500円
3、透明御朱印(その2) 500円
4、月替わり御朱印(黒御朱印) 500円
となっています。(2024年6月現在)
カラフルで素敵な御朱印ばかり。
どれにしようか迷いましたが、今回は4番の黒御朱印を頂きました。
ハートの木をバックに記念撮影してみました(^^)
令和6年6月の黒御朱印は、黒い用紙に紫色のあじさいが描かれたデザイン。
初夏の夜に咲く紫陽花のようで、とても素敵ですね。
中央の金墨で書かれた「脇浜神社」の文字は、宮司さんが手書きしたものだそうです。
脇浜神社の黒御朱印のデザイン
右の白書 奉拝(ほうはい)
中央の金墨書 脇浜神社(わきはまじんじゃ)
中央上の朱印 神紋(三つ巴と橘)
中央下の朱印 南宮宇佐八幡神社
左の白書 参拝日(令和●年●月●日)
切り絵御朱印
脇浜神社には、四季の風景を表現した「切り絵御朱印」もあります。
切り絵御朱印は、春夏秋冬を美しい切り絵で表現した御朱印で、年に数回デザインを変えて用意されています。(回数未定)
こちらも毎月1日のみの限定御朱印です。
初穂料は1000円でした。
手書きの御朱印
脇浜神社には通常の御朱印もあり、御朱印帳に手書きで書いてもらえます。
初穂料は500円です。(2024年5月現在)
私も参拝した記念に持参した御朱印帳に書いてもらおうと思いましたが、
「手書きの御朱印のお渡しは午後以降になります。」
と言われ、今回はあきらめて頂きませんでした。
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の華守
ここでは脇浜神社の華守(はなまもり)についてご紹介します。
脇浜神社の華守は、毎月1日のみ配布される限定のお守りです。
引き寄せ守と違い、華守は数量限定ではありません。
1日午後に参拝した方にも授与できるよう、たくさん用意されています。
初穂料は1,000円です。(2024年6月現在)
なお脇浜神社では、お守りの郵送は実施していませんので、華守や引き寄せ守が欲しい人は毎月1日にご参拝ください。
脇浜神社の華守は、花や鳥など美しい模様のインド刺繍リボンで奉製した華やかなお守りです。
お守り袋はカラフルな糸やスパンコールが使われた織物になっており、華やかで美しいデザインが特徴です。
華守の中には小さな木片の内符が入っており、しっかりとした厚みを感じることができます。
脇浜神社のお守りや御朱印は、鳥居を入ってすぐ右手にある授与所で頂けます。
ちなみにこの日は並び始めてから授与所まで1時間45分かかりました。
普段はどんな人気店でも行列に並んでまで入りたいとは思わない私。
よく頑張ったな~。
授与所に入ると壁際に置かれた机の上にカラフルな華守がズラーッと並んでいました。
あまりの美しさに、行列に並んだ疲れも吹き飛びます。
ズラーッと並んだカラフルな華守。
とてもキレイで見ているだけでワクワクします。
これだけ種類が多いと、どれにしようか迷いますね。
授与所の滞在時間は制限されていませんので、お気に入りの華守をじっくり選ぶことができます。
私も15分間くらいかけて選びました。
そして今回選んだ華守りはこの3つです。
とてもカラフルで美しいお守りですね。
ハートの木をバックに記念撮影しました。
脇浜神社の華守は、ものによって大きさが少しずつ異なります。
これは使用しているリボンの幅が違うため。
同じデザインのリボンでもカットする位置によってお守りの雰囲気がガラリと変わります。
ちなみにこの華守のサイズは、横4.5センチ、縦7.0センチでした。
華守の裏側です。
裏面もカラフルですね。
南宮宇佐八幡神社(脇浜神社)の引き寄せ守
ここでは脇浜神社の引き寄せ守についてご紹介します。
脇浜神社の引き寄せ守りは、毎月1日限定で配られる数量限定のお守りです。
授与される数は月によって異なりますが、最近は150体から250体ほど用意されているようです。
人気アイテムのため、お一人様1点限りとなっています。
こちらが私が頂いた引き寄せ守です。
お守りが入っている袋のサイズは横7.0センチ、縦24.0センチほど。
袋の裏には
「受けられた方の願い・想いを大神様との御神縁をもって引き寄せる」
そんな願いを込め、一体一体丁寧に手作り奉製した御守りです。
毎月数量限定で、季節をイメージし、形や色合いで表現いたしました
御守りの紐は水に強い樹脂製の特殊な水引を使用しています
はさみで簡単に切ることができ、また何度でも結び直しができますので、お好みに合わせてお持ちください。
と書かれていました。
袋を開けると、引き寄せ守が現れました。
可愛いですね。
引き寄せ守は、御神前にて清められた水引を使って奉製し、境内の小石をとじ込めたチャームがついています。
裏面です。
引き寄せ守のサイズですが
紐の長さ … 13センチ
お守り本体 … 3センチ✕3センチ
でした。
バッグやポーチ、スマホなどに付けておくと良さそうですね。
脇浜神社の引き寄せ守は何時から並べばいい?実際に並んで確かめてみた
ここでは脇浜神社の混雑状況や実際に行列に並んだ感想をご紹介します。
私が脇浜神社に参拝したのは、令和6年6月1日。
狙いはもちろん、毎月1日に数量限定で授与される引き寄せ守です。
この日は令和6年で授与所が開設される唯一の土曜日でした。
「今年唯一の土曜日だから参拝者は多いだろうな」
と思った私。
早起きして家を6時半に出発しました。
阪急電車の春日野道駅に7時30分に到着。
駅でトイレを済ませ、歩いて神社へ向かいます。
駅を降りた目の前にある春日野道商店街。
強い日差しを避けるため、商店街の中を歩くことにしました。
早朝の商店街。
人通りも少なく、ほとんどのお店は閉まっていましたが、コンビニやモーニング営業をしている喫茶店がいくつかありました。
神社周辺にはコンビニはありませんので、水分補給用のドリンクを購入される方は途中のコンビニで購入しておきましょう。
商店街を抜け、脇浜神社に向かって歩くこと10分ほど・・・
脇浜神社近くのマクドナルトやサイゼリアまでやってきました。
マクドナルドは24時間営業でした。
参拝後に食事をするのに良さそうです。
ここから東に30メートルほど進むと、脇浜神社が見えてきます。
脇浜神社に到着しました。
到着したのが午前7時42分。
「こんな早朝から並ぶ人は少ないだろうな~」
と思いながら、表に回ってみると・・・
どど~ん!
すでに大勢の行列ができていました!
ざっと見た感じ100人前後はいるでしょうか?
もしかして、出遅れた?
境内の隣にある月極駐車場が入場待ちの場所になっており、最後尾に案内されました。
カウンターで人数を数えているガードマンさんがいたので、私で何番目かたずねてみると
「117番目です」
とのこと。
先頭の方は午前6時前には来て、並んでいたそうです。
「もしかして出遅れた?せっかく早起きしたのに引き寄せ守はもらえないの?」
とショックを受けていると
「この日の引き寄せ守は250個用意しています!」
とガードマンさんのありがたいお声。
どうやらこの日は普段の月より多めに用意されていたようです。
「今回は、無事に引き寄せ守を頂くことができそうだ!」
とホッとしました。
しかし、並び始めてから午前9時の受付開始まで1時間以上あります。
この日は朝から強い日差しが照りつけ、気温も急上昇!
日傘を持ってこなかったことを悔やみつつ、ペットボトルのお水を飲みながらひたすら時間が過ぎるのを待ちます。
しばらくすると暑さと疲れで頭はクラクラ。
思わずペタリと地べたに座り込んでしまいました。
この時、周囲をみると100円ショップで売っている
折りたたみイスを持参し、その上に座っている方がいました。
長時間待つので、折りたたみイスはあった方が絶対にいいです。
この日の参拝者ですが、男女比は2対8くらい。
圧倒的に女性が多かったです。
二人組の女性もいれば、おひとりさまの女性も目立ちました。
この日は朝から日差しが強かったので、日傘をさしている方が多かったですね。
そして京都の有名な神社仏閣とは違い、アジア系を含む海外からの観光客の姿はまったくと言っていいほど見かけませんでした。
こうして待っている間にも、続々と参拝者の列は増えていきます。
そして午前8時30分。
「本日の引き寄せ守、終了しました」
との声が聞こえ、用意された250個の引き寄せ守は売り切れとなりました。
開場前に終了するとは、凄い人気ですね。
午前9時になり、いよいよ授与所が開きました。
しかし、授与所はあまり大きくなく、すぐ入れるわけではありません。
授与所に入れるのは最前列の方から順番です。
117番目の私は、まだまだ先のようです。
午前9時20分。
やっと鳥居の前までやってきました。
早くから並んでいた方は、ハートの木をバックに華守や御朱印と一緒に記念撮影していました。
「あと少しだな~」
と想いながら並んでいると、神社のスタッフが現れ
「何番の引き寄せ守をご希望ですか?」
とたずねられました。
2番と3番が欲しいなと思いましたが、購入できるのはお一人様1体限り。
どちらにしようか迷いましたが、今回は2番に決定!
すると「2」と書かれた番号札を渡され、これを授与所で見せるように言われました。
ちなみに
「一番人気は何番ですか?」
と尋ねると、
「3番が残りわずかです」
とのことでした。
人気の色は早めに無くなることがあるので、欲しい色が決まっている方は、早めに並んだ方が良さそうです。
午前9時30分。
ついに授与所に到着しました。
華守と一緒に並んであった、おみくじです。
おみくじは大人用とこども用の2種類です。
こどもおみくじは、縁起物として組み立てる消しゴムが入っていました。
初穂料は大人用とこどもおみくじ、どちらも200円でした。
脇浜神社のお守りや御札です。
脇浜神社の社紋入のお守りは500円でした。
真っ赤でカッコいい勝守。
欲しかったので、残念!
この後、選んだ華守と一緒に番号札をレジに渡して、2番の引き寄せ守を頂きました。
並び始めて約2時間。
念願の脇浜神社の引き寄せ守を頂くことができました。
この後は本殿にお参りし、ハートの木と一緒に写真撮影したり、ハートの石を探してみたり。
とても素敵な時間を過ごせました。
ありがとうございます(^^)
午前10時。
参拝を終え、神社の外に出てみると、まだ行列が出来ていました。
隣の駐車場まで行列が続いていました。
すごい人気ですね。
ハートの木のある脇浜神社。
これからますます人気が出そうです。
脇浜神社の行列に並ぶ時にあると便利なアイテムや注意点
ここでは脇浜神社のついたち参りに実際に並んで感じた、あると便利なアイテムや注意点をご紹介します。
・日傘
・ペットボトル
・折りたたみイス
・モバイルバッテリー
・ハンディファンや扇子(夏場)
・カイロ(冬場)
です。
水分補給用のペットボトルや日傘はもちろん、長時間行列に並ぶことになるので、折りたたみイスがあると、とても便利です。
ダイソーやセリアなど100円ショップで売っているもので十分ですので、体力に自信のない方はぜひお持ちください。
待っている間にスマホを使う人は、モバイルバッテリーがあると安心です。
屋根のない吹きさらしの駐車場で長時間待つことになるので、暑さ寒さの影響をモロに受けます。
夏場には扇子やハンディファン、冬場にはカイロを持参し、体調管理に万全を期してください。
ちなみに脇浜神社にはトイレはありません。
列に並ぶ前には近所のコンビニ等でトイレを済ませておきましょう。
脇浜神社のまとめ
今回は脇浜神社のついたり参りに並んだ感想や人気のお守り、御朱印をご紹介しました。
脇浜神社は最近、テレビや雑誌でも紹介された話題の神社です。
毎月1日しか授与されない引き寄せ守は数量限定というプレミア感もあり、早朝から多くの参拝者で行列ができます。
脇浜神社には引き寄せ守や華守など可愛いお守りや御朱印の他に、ハートのクスノキやハートの石があるパワースポット。
ぜひあなたも脇浜神社に参拝してハートのパワーを感じてください。
晴明神社の水晶のお守りをつけた感想はこちらです。
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