カルローズ米はまずい?実際に炊いて食べてみた正直レビュー

カルローズ米の売り場

先日、スーパー万代で「カルローズ米」を購入してみました。

価格は5kgで3,218円(税込、2025年9月時点)。

国産米と比べると1,000円ほど安く、家計にもやさしい印象です。

私はもともとお米に強いこだわりがあるタイプではなく、「極端にまずくなければOK」というスタンス。

「もし味がそこそこならカルローズ米でも十分では?」

と思い、今回初めて試してみました。

カルローズ米とは?

万代で購入したカルローズ米

カルローズ米(Calrose Rice)は、アメリカ・カリフォルニア州で生まれた中粒種のお米。

名前の「Cal」はカリフォルニア、「Rose」は品種の名前からきており、戦後まもなく日本から渡った品種をルーツに持っています。

特徴としては

・粒がやや細長く、国産米とタイ米の中間くらいの形

・炊き上がりが軽く、パラッとしやすい

・クセが少なく、料理に合わせやすい

日本のように「白ごはんとして食べる」よりも、チャーハン・パエリア・リゾット・カレーなどの洋風料理やエスニック料理に向いていると言われています。

炊いてみた感想|香り・味・食感を正直レビュー

カルローズ米の成分表

今回購入したカルローズ米の原料玄米欄には、「複数原料米 アメリカ産」と書かれていました。

販売者は大阪府松原市にある幸南食糧株式会社です。

「おくさま印のおいしいお米」で有名ですね。

カルローズ米の収穫年

気になる収穫年ですが、袋には「24年産」と書かれていました。

昨年(2024年)産の古米のようです。

細長いカルローズ米

お米の形ですが、見た目は確かに少し細長く、粒も国産米より大きめ。

カルローズ米を研いでみた

研いだときの感触は国産米とあまり変わりませんが、炊くときにポイントがあるようです。

カルローズ米の水分量

カルローズ米は水を少し多めに加えると美味しく炊けるとのことだったので、普段よりやや多めにして炊飯しました。

炊きあがったカルローズ米

約2時間後、炊きあがりました。

美味しいカルローズ米

香りは意外にも良く、クセのない上品な香り。

ただ、今回は水を入れすぎたせいか、少しベタッとした仕上がりになってしまいました。

とはいえ、味そのものは悪くありません。

甘みもしっかりあり、香りも自然。

炊き加減さえ調整すれば、国産米との違いをそこまで強く感じないレベルでした。

翌日のご飯も美味しい?保温後の変化

翌朝、炊飯器で保温していたカルローズ米を朝食にいただいたところ、不思議なことに前日のベタつきが減り、ほどよいもっちり感になっていました。

おかずはししゃも。

これが意外にも相性が良く、朝からしっかり食べられる美味しさでした。

冷めても食感が悪くならないのは、カルローズ米の嬉しいポイントかもしれません。

まとめ

今回、初めてカルローズ米を食べてみましたが、正直なところ「普通に美味しい」というのが率直な感想です。

水加減を調整すれば、味や香り、食感ともに国産米と大きな差は感じません。

チャーハンやカレーなど、料理の用途によってはカルローズ米のほうが向いている場合もありそうです。

国産米の価格が高騰している今、「普段のご飯はカルローズ米、こだわりの料理の時だけ国産米」と使い分けるのもアリかもしれません。

味にこだわりすぎず、コスパ重視でお米を選ぶ方には、カルローズ米は十分おすすめできる選択肢だと思います。

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台湾産のお米を食べた感想はこちらです♪

takarazukatownjournal.blogspot.com

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