東京大神宮といえば、関東を代表する縁結びスポットのひとつ。
「東京のお伊勢さま」
としても知られており、恋愛だけでなく、人と人との“良縁”を願いに訪れる人が多い場所です。
実は私もそのひとり。
当時の私は、職場の人間関係に悩んでいて、まずは悪縁を断ち切ろうと板橋区の縁切榎を参拝し、そのままの流れで東京大神宮へ向かいました。
今度は、“良いご縁との結び直し”をお願いするためです。
ご祈祷を終えたあと、「せっかくだしおみくじも引いてみよう」と思い立ち、おみくじの列へ。
東京大神宮にはさまざまなおみくじがありますが、今回は職場の人間関係が良くなることを願って「縁結びみくじ」を選びました。
ただ「縁結びみくじ」と聞くと、どうしても恋愛を占うものというイメージがありますよね。
実際、引いているのは若い女性が圧倒的に多めです。
念のため巫女さんに「男性が引いても大丈夫ですか?」と尋ねてみると、
「恋愛だけでなく、人との縁全般にご利益がありますよ」
と笑顔で教えてくださいました。
そう言ってもらえて、安心して一回引いてみることに。
初穂料は200円でした。
ちなみに、縁結びみくじで大吉を引くと、3ヶ月以内に恋人ができるという噂もあるとか…。
アラフィフおやじの私にはあまり関係ない話ですが(笑)
気持ちを整えて筒を振ると、出てきたのは17番。
番号を伝えると、ほのかに甘い香りのするおみくじを手渡してくださいました。
縁結びみくじは三つ折りになっていて、あとから栞として使えるのも魅力の一つです。
おみくじを開くと、右下には「小吉」の文字が。
華やかさはないけれど、凶でもない。
「今はちょうど転換期なのかな」
と、どこか腑に落ちるような感覚がありました。
続いて目に入ったのは、「転回の兆」というお言葉。
交際 … もう少し待ってみてください。事態は大きく変わっていきます
出会い … 思いがけぬところに出会いがあります。明るい将来が開けるでしょう
どうやら、今は焦らず耐える時期らしい。
とはいえ、“思いがけない出会いがある”という言葉は、当時の私にとってとても救いになりました。
中央には、橘の花と小野小町の和歌が書かれていました。
「うつつには さもこそあらめ 夢にさへ 人目をよくと 見るがわびしさ」
小さく声に出して詠んだあと、左側の現代語訳に目を移すと、
「現実では仕方ないとしても、人目を忍んで会うなんて… それを夢でまで見てしまうなんて、なんと切ないことでしょう」
と書かれていました。
おみくじに書かれた言葉を繰り返し読んでいるうちに
「しんどい状況もずっと続くわけじゃない」
「無理に動かなくても、流れが変わる時がくる」
と背中をそっと押してくれるような優しいメッセージに感じられました。
春の人事異動で、苦手だったモラハラ上司が異動となり、代わりに以前から気の合う同僚が同じ部署に配属されました。
その日を境に職場の空気はずいぶん変わり、私自身もストレスから解放され、自然体で過ごせるようになりました。
おみくじに書かれていた“転回”が、まさに現実になったのです。
東京大神宮が「縁結びの神様」と呼ばれる理由を、身をもって体験した瞬間でした。
東京大神宮の縁結びみくじは、恋愛だけでなく、仕事や家族など人間関係に疲れている人にも優しく寄り添ってくれるおみくじです。
もし今、人とのつながりで悩んでいるなら、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
きっと、今のあなたに必要な言葉が届くはずです。
takarazukatownjournal.blogspot.com











0 コメント