先日、貴船神社でご祈祷を受けてきました。
京都の神社仏閣にはこれまで何度も足を運んできましたが、実は貴船神社には一度も行ったことがありませんでした。
「いつか訪れてみたい」
と以前から思っていたのですが、先日SNSで「貴船神社では誕生日祈祷を行っている」という投稿を目にしました。
ちょうど5月が自分の誕生月だったこともあり、ゴールデンウィークを利用して参拝してみることにしました。
電車とバスを乗り継ぎ、貴船神社に到着したのは午前9時半。
この日はゴールデンウィークということで、朝から多くの参拝客で賑わっていました。
「ご祈祷を受ける人も多いかも?」
と思いさっそく社務所へ向かいました。
社務所の窓口には、ご祈祷の案内や注意事項が書かれていました。
ご祈祷の受付時間は9時から15時まで。
祈祷開始時刻の20分までとなっています。(15時30分の回のみ15時まで)
受付時間内であっても定員に達した場合は終了となりますので、ご注意ください。
受付で「ご祈祷をお願いしたいのですが」と伝えると、
「本日は11時から菖蒲神事があるため、次のご案内は12時半になります」
とのことでした。
普段なら10時半や11時半の回もあるそうですが、この日は神事のため中止になっていたようです。
ちょうど1回目のご祈祷が始まったばかりで、次のご祈祷までは約3時間。
ただ、せっかく宝塚から2時間半かけて来たので、このまま帰るのももったいないと思い、そのまま12時半のご祈祷をお願いすることにしました。
なので、これから貴船神社でご祈祷を受けようと思っている方は、事前に電話で確認しておくことをおすすめします。
祭典や結婚式などで、希望時間に受けられない日もあるそうなので。
受付では初穂料3,000円を納め、申込書に住所・氏名・生年月日・願い事などを記入します。
貴船神社の誕生日祈祷は、誕生日の前後1ヶ月程度であれば対応していただけるとのこと。
この日が誕生日ではなかった私は
「誕生日を証明する身分証の提示が必要かな?」
と少し気になっていましたが、特に確認はなく、身分証の提示を求められることもありませんでした。
誕生日祈祷では、願い事を3つ選ぶことができます。
受付には願意の例が用意されており、その中から選択する形式でした。
心願成就や家内安全のほか、水恩感謝や雨乞祈願など、貴船神社らしい願意があるのも特徴的です。
今回は家庭や職場の人間関係と、先日購入した宝くじの当選を祈願して(笑)、以下の3つを選びました。
・神恩感謝
・福徳開運
・人間関係円満
また、誕生日祈祷では、お下がりとしてお守りをいただけます。
赤と白の2種類があり、私は白を選びました。
受付を終えると、「開始5分前までに拝殿脇のスロープへお集まりください」と案内されます。
それまで時間があったので、奥宮や結社をゆっくり参拝して過ごしました。
気づけば、ご祈祷開始5分前。
拝殿横のスロープへ集合です。
この回のご祈祷を受ける人は、私を含めて7名。
参拝者の数からすると、もっと多いかと思っていましたが、意外と少なかったです。
若いカップルや女性同士、一人参拝の方などさまざまで、服装も比較的ラフな方が多い印象でした。
私自身も長袖Tシャツ・薄手のパーカー・チノパンという普段着でした。
ただ、貴船神社の公式HPには「男性はスーツ・ネクタイ、女性もそれに準じた服装」と書かれています。
以前、とある本で「ご祈祷とは神様のお宅に上がらせていただくこと」という話を読んだことがあり、たしかに失礼のない服装は大切だと思いました。
とはいえ、遠方から訪れる人がスーツを持参するのは大変です。
短パンやサンダルのようなラフすぎる格好ではなく、清潔感のある服装であればそこまで気にする必要はないのかな?と個人的には感じました。
拝殿の中へ案内され、椅子に座って開始を待ちます。
初めて上がった拝殿の空気は、外とはまったく違っていました。
静かで澄み切っていて、自然と背筋が伸びるような空間です。
開始前には、「携帯電話の電源や通知音にご注意ください」と案内がありました。
ご祈祷中に着信音が鳴ると周囲の迷惑にもなるので、スマホは必ずマナーモードにしておきましょう。
しばらくすると、若い神職の方が入ってこられ、ご祈祷が始まりました。
鈴の音が響き、祝詞が奏上され、玉串奉奠へ。
今回は私が最初に呼ばれました。
「玉串ってどうやって捧げるんだっけ?」
と少し不安でしたが、神職の方が丁寧に教えてくださったので問題ありませんでした。
願いと感謝を込めて玉串を持ち、根元を神前へ向けてお供えします。
二礼二拍手一礼をして、無事に奉納を終えました。
ご祈祷の時間は約30分。
巫女舞などはありませんでしたが、あの澄んだ空間に身を置いているだけで、心の穢れが落ちていくような感覚がありました。
日常の喧騒を忘れ、自分を産み育ててくれた両親への感謝や、「自分が生まれてきた意味」を静かに見つめ直す時間になったと思います。
ご祈祷後には、お下がりをいただきました。
中身は、
・お守り
・手ぬぐい
・即席みそ汁
・リーフレット
でした。
以前、とあるお寺でご祈祷を受けた際にはお下がりがなかったので、こうした品をいただけるのはやはり嬉しかったです。
特にお守りは、神様の力が宿ったものとして大切に持ち歩こうと思います。
少し俗っぽい話をすると、社務所で見たお守りの初穂料は1000円でした。
手ぬぐいや味噌汁も含まれていることを考えると、誕生日祈祷の初穂料3000円はかなり良心的だと感じます。
ちなみに、貴船神社のご祈祷には
・一般祈祷
・えんむすび特別祈祷
・誕生日祈祷
・初丑祈祷
・初宮詣・七五三詣
・正式参拝
などがあります。
一般祈祷は7000円からですが、それ以外は3000円から受けられるものも多く、比較的参加しやすい価格です。
貴船神社には良縁を願って訪れる若い女性も多く、3000円で正式なご祈祷を受けられるなら、「せっかくだからお願いしてみよう」と思う人も少なくないのではないでしょうか。
本気で願いを届けたいなら、拝殿の外から手を合わせるだけでなく、正式参拝として名前や願い事を奏上していただくのも、特別な体験になると思います。
遠方から訪れるならなおさらです。
京都観光のひとつとしてはもちろん、人生の節目や願い事がある時にも、貴船神社のご祈祷はおすすめ。
興味のある方は、ぜひ体験してみてください。
貴船神社の基本情報
住 所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
本宮 参拝時間(水占みくじ含む):6:00~20:00(5/1~11/30)
授与所受付時間:9:00~17:00(ライトアップ期間中は延長あり)
御祭神
本宮:高龗神(たかおかみのかみ)
結社:磐長姫命(いわながひめのみこと)
奥宮:高龗神(たかおかみのかみ)
公式サイト:貴船神社


















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