晴明神社は、陰陽師の安倍晴明を祀った京都市上京区にある神社です。
アイススケートの羽生結弦選手や映画「陰陽師」で安倍晴明を演じた
野村萬斎さんも訪れた神社です。
安倍晴明は式神を操り、様々な不思議な出来事を起こした陰陽師。
晴明神社には毎年初詣に行っています。
今年はコロナの関係で4月にずれ込んでしまいました。
安倍晴明は式神を使い様々な妖術で、不思議な現象を起こしました。
式神とは現代風に言うと「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくるスタンドみたいなもの。
安倍晴明は空条承太郎やジョルノジョバーナみたいな感じかな。
境内にはかつての一条戻り橋があります。
安倍晴明公とも縁深い一条戻橋は、平成7年に架け替えられ、現在も晴明神社から南へ100メートルのところにある堀川に架かっています。
源頼光の四天王のひとり、渡辺綱が鬼女の腕を切り落とした場所としても有名です。
また現在でも「戻る」を嫌って嫁入りや葬式の列は、この橋を渡らないのが習わしです。
先代の橋で使われていた欄干の親柱を境内に移し、昔の風情をそのままに「一條戻橋」を境内に再現しています。
旧・一條戻橋の傍らには、式神の石像が置かれています。
式神とは、陰陽師が使う精霊で、人の目には見えません。
晴明公が、この地にお住まいになっていたころには、奥さまが怖がっておられましたので、式神は橋の下に封じ込められていました。
その折には、式神がこの橋を渡る人の占い、つまり、橋占（はしうら）をしていたと伝えられています。
少ないですが境内の桜も満開でした。
▼手水所はコロナの影響で使えませんでした。
晴明神社の井戸「晴明井」の北斗七星
晴明神社の境内のすぐ右手には井戸があります。
晴明公が念力により湧出させた井戸が、この「晴明井」です。
病気平癒のご利益があるとされ、湧き出す水は現在でも飲むことが可能です。
水の湧き出るところは、その歳の恵方を向いており、吉祥の水が得られます。
恵方は毎年変わりますので、立春の日にその向きを変えます。
令和3年は丑年の方角を向いています。
井戸の前には北斗七星があります。
これはいったいどういう意味なのでしょうか？
平安時代のスーパーヒーロー、陰陽師・安倍晴明。
式神を操る不思議なイメージがありますが、実は天文や暦をつかさどる「陰陽寮」という国の組織に所属する役人で天文学者でした。
当時、天文学と占星術は一体であり、晴明は毎晩、星の動きを観察し、優れた天文の知識を武器に天皇や貴族を魅了する占いや儀式で活躍していたのです。
この北斗七星は天文学者としての安倍晴明の功績を伝えるものなんです。
晴明神社の厄除桃＆厄除け桃守りの効果は？
本殿の右隣には厄除桃があります。
古来、中国また陰陽道では、桃は魔除け・厄除けの果物といわれます。
『古事記』や『日本書紀』などでも魔物を追い払う様が描かれています。
昔話「桃太郎」もこれに由来するものだと思われます。
誰にでも、自身の厄や、まがまがしいものがあります。
それをこの桃に撫で付ければ、清々しい気持ちになることができます。
古代から桃は魔除け厄除けの果物とされています。
その桃をかたどったアイテムです。
この桃を撫でることで、自分の厄を
払うことが出来るんです。
ありがたやありがたや。
晴明神社のお守りは数多くありますが
どれにするか迷ったなら、厄除け桃守りをおススメします。
晴明神社のシンボルである桃と五芒星が描かれています。
これを身に付けていれば、魔を払ってくれるという力強いアイテムです。
境内で購入する場合、初穂料は１０００円です。
私も毎年、厄除け桃を撫でて、桃のお守りをもらって
魔除け、厄除けをしています。
そのおかげでしょうか？
ここ10年間は、私を悩ませる人物や出来事には遭遇せず、平穏に過ごせています。
これもすべて晴明神社の安倍晴明さまのパワーなのかも知れませんね。
「最近ツイてないなぁ」
そう感じる方は、一度、晴明神社にお参りしてみてはいかがでしょうか？
⇒ 晴明神社のブレスレット「魔除水晶守」を実際に使った感想はこちらです。
晴明神社へお参りの後は、カフェでのんびりがおすすめです。
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晴明神社の御朱印帳も紹介しています。
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晴明神社
住所：京都府京都市上京区晴明町 ８０６堀川通
公式HP：晴明神社
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