先日、図書館をぶらぶらしていると、ふと一冊の絵本が目に留まりました。
「100万回生きたねこ」(佐野洋子 作・絵)です。
国民的な絵本として有名です。
「私も読んだよ」
という方も多いかもしれませんね。
読んだことがない人でも、名前は聞いたことがあるかも知れません。
100万回生きたねこが主人公の物語。
左ページには物語。
右ページには猫のイラストが描かれていて、30ページしかありません。
5分くらいで読める絵本です。
子ども向きの絵本とバカにすることなかれ。
もう何度も読んでいるのですが、最後はいつも「ウルっ」と来てしまう。
自分が年を重ねるたびに、主人公の「ねこ」の気持ちが痛いほどよく分かる。
「しあわせとは何か?」
「人生にとって大切なものは何か?」
「いのちとは何か?」
と考えさせれる絵本です。
「この猫は100万回死んで、生き返った。
果たして、僕は何度目の人生を送っているのだろうか?」
なんて、ふと考えてしまいました。
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