宝塚の隠れ紅葉スポット～毫摂寺の黄金色に輝くカエデ～

宝塚の小浜にある毫摂寺（ごうしょうじ）。

ブラタモリでタモさんも訪れた、宝塚市小浜にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

豊臣秀吉が有馬温泉に行く際、千利休と一緒に宿泊したと言われています。

毫摂寺には、悲しい言い伝えがあります。

豊臣秀吉の甥の秀次が、有馬温泉に行く途中、日が暮れたので毫摂寺に宿泊することに。

その際、お世話をしたこのお寺の娘である亀姫。

亀姫の美しさに心を奪われた英次が、彼女を見初めて側室にしました。

しかし後年、秀次は秀吉に謀反の疑いをかけられ切腹を命じられます。

その際、亀姫も京都の三条河原で処刑されてしまいました。

その後、亀姫の実家である毫摂寺まで、秀吉の家来たちの手で火がかけられ、ことごとく焼かれてしまったということ。

そんな悲しいの歴史があるお寺です。

 

毫摂寺の黄金色に輝くカエデ

毫摂寺の境内には１０年ほど前に建てられた開基堂があります。

その前には１本のカエデが植えられています。

高さは６～７メートルくらい。

このカエデが黄色く色づいています。

私が訪れたのは１１月の文化の日。

夕陽を浴びて、黄金色に輝いていました。

とてもきれいです(⌒∇⌒)

宝塚の隠れ紅葉スポットのひとつ、小浜の毫攝寺。境内にあるイチョウがキレイに紅葉🍁していました。 pic.twitter.com/ry63eupk7O

— ももすけ (@momosukesanpo) November 3, 2021

毫摂寺の釣鐘

境内の釣鐘や本堂の前など日当たりの良い場所の木々は、紅葉が進んでいました。

亀姫も、この美しい紅葉を天国から楽しんでいるのかも知れませんね。

毫摂寺へのアクセスは？

毫摂寺には、駐車場はありません。

お車でお越しの場合は、近くの宝塚第一病院のコインパーキング（三井のリパーク 宝塚向月町第２駐車場）に駐車すると便利。

そこから毫摂寺へは、徒歩約５分です。

近くにはタリーズコーヒー宝塚店があり、利用者は駐車場が２時間無料になるので、コーヒー好きな方におススメです。

電車でお越しの場合、最寄り駅は遠く阪急清荒神駅から徒歩約２０分ほどかかります。

毫攝寺(ごうしょうじ）

住所：兵庫県宝塚市小浜５丁目５−１２

TEL：0797-86-2424