【写真付き】 宝塚大劇場の座席からステージはどう見える?チケット購入の前に要チェック!!


最近、宝塚歌劇という沼に、じわじわハマりつつある宝塚歌劇初心者のももすけです。

宝塚歌劇を初めて見たのは、今から40年以上前の私が小学生の頃。

宝塚ファンの母親に連れられ「夜明けの序曲」や「ミル星人パピーの冒険」を見たのが、私の宝塚デビュー。


しかし、それ以降は宝塚歌劇のことはすっかり忘れ、宝塚市民ながら歌劇とは縁のない暮らしをしていました。

そんな私が2021年1月。

ふとしたきっかけで月組公演「今夜、ロマンス劇場で」を宝塚大劇場で見てきました。

今回入手できたチケットは、B席2階のほぼ最後列。

「こんな後ろの席から、ちゃんと顔が見えるのかな?」

と不安になるくらい後方の席でした。


初めて宝塚大劇場を観劇される方の多くは

・2階後方の席だけど、舞台がちゃんと見えるのか?

・SS席やS席で見てみたいけど、実際はどんな感じなのか?

・チケットを入手したけれど、その席からステージはどのように見えるのか?

という疑問をお持ちだと思います。


そこで今回は、宝塚大劇場の席から、ステージがどのように見えるのか?

実際に大劇場に行って確認してきました。

チケットを購入される際の参考になれば幸いです。

宝塚大劇場の座席表について

宝塚大劇場 座席表

宝塚歌劇のチケットを購入するとき、一番気になるのが

「どの席をゲットできるか?」

ではないでしょうか?


宝塚大劇場の座席数は

・SS席(194席)
・S席(1,408席)
・A席(475席)
・B席(473席)

の合計2,550席。

座席の配置はステージに近い順に

1階…SS席、S席、A席
2階…S席、A席、B席

となっています。

しかし座席表を見ると、2階7列目のS席や8・9列目のA席のようにS席やA席でも、B席に近い席もあります。

またA席でも2階席(8~9列)だと、ステージからかなり遠く、B席の見え方とあまり変わらない席もあります。


宝塚大劇場の座席料金は?

宝塚大劇場の座席料金は下記とおりです。(2023年4月現在)

席種一般公演新人公演
SS席(194席)12,500円5,300円
S席(1,408席)8,800円4,200円
A席(475席)5,500円3,000円
B席(473席)3,500円2,500円

ステージに最も近いSS席が12,500円とかなり高額ですが、B席は3,500円(新人公演は2,500円)とお手頃価格。

ファンクラブに入るくらい熱狂的なファンの方は「SS席で観たい!」と思うかもしれませんが、宝塚歌劇初心者の方はB席でも充分に感動は味わえます。

ここで気になるのは、S席とA席の価格です。

S席でも最後列となる2階7列目とB席最前列の2階10列目では、たった3列しか離れていないのに、5,300円も料金が異なります。

「たった3列しか離れていないなら、少しでもお得なB席で良いかな?」

と個人的には思ったりします(⌒∇⌒)

それでは実際に1階席や2階席からステージはどのように見えるのでしょうか?

1階S席やSS席からのステージの見え方は?

1階のS席は、座席数も多く、席によって見え方が大きく異なります。

同じS席でも、SS席に近い8列目と1階最後列の5列前である25列目では、同じ料金なのが気の毒なくらい見え方は違います。

1階S席の最後列である25列目付近の見え方は、こんな感じです。

1階25列 付近

S席でも25列目になると、1階A席からの見え方と、それほど大きな違いは無い感じですね。

またセンター付近の席だと、ステージの両サイドまでしっかりと見えるのが良いですね。

1階18列 付近

こちらは1階18列目付近から撮影したもの。

同じS席でも、ステージにより近く、迫力があります。

それでは、さらに前方のSS席まで行ってみましょう。

はたしてどのように見えるのでしょうか?

1階4列 付近

こんな感じ。

ステージがめちゃくちゃ近いです。

ステージから近すぎて、スマホカメラの枠には入りきりませんでした。

手を伸ばせば、憧れのスターさんに手が届きそうなくらいの近さです。

宝塚歌劇ファンにとって、まさに夢のシートですね。


ちなみに1階席の場合、前の席との段差は2階席に比べて緩やかです。

もし自分の前に座高の高い男性が座った場合、頭が邪魔になって気が散ってしまう可能性もあるかも知れません。 

宝塚大劇場1階S席からの見え方

ここでは実際に私が宝塚大劇場で観劇した時の見え方をご紹介します。

S席1階19列48番からの見え方

宝塚大劇場 S席1階19列48番
宝塚大劇場 S席1階19列48番

星組さんの「めぐり会いは再び」を観たときは、S席の1階19列でした。

双眼鏡を使わなくても、大好きな舞空瞳さんが大きく見え、感動でした(⌒∇⌒)

S席1階15列31番からの見え方

宝塚大劇場 S席1階15列31番
宝塚大劇場 S席1階15列31番

花組さんの「巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~」を観た時は、S席1階15列31番でした。

友の会入会1年目で、一番前の座席でした。

同じS席でも、さすがに1階15列目になると迫力が全然違います!

一緒に行った花組ファンの妻が

ひとこさん(永久輝 せあ)が目の前で踊ってる~!

と大喜び。

双眼鏡を使わなくても、スターさんの表情が読み取れるのは15列目ならでは。

舞台全体も見渡せ、スターさんのお顔もバッチリ見える、バランスの取れた良席でした。

S席1階15列44番からの見え方

宝塚大劇場 S席1階15列44番
宝塚大劇場 S席1階15列44番

月組公演「応天の門」は、S席1階15列44番でした。

昨年の花組「巡礼の年」と同じ1階15列目でしたが、今回はよりセンターに近くなりました。

15列目のセンターだけあって、オペラグラスを使わなくても、ジェンヌさんたちの表情がよく分かります。

オペラグラスを使えば、キラキラした歯やまつ毛の一本一本までしっかり見えるくらいの距離感です。

鳳月杏さんのウィンクもバッチリ受け止める事ができましたよ\(^o^)/

舞台全体が見渡せ、スターのお顔もバッチリ見える、S席の中でもバランスの取れた良席でした。

宝塚大劇場 S席1階15列44番

宝塚大劇場 S席1階15列44番

宝塚大劇場 S席1階15列44番


S席1階23列64番からの見え方

宝塚大劇場 S席1階23列64番
宝塚大劇場 S席1階23列64番

宙組さんの『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』を観た時は、S席1階23列64番でした。

前回の花組さんの時より、8列後方に。

さすがに8列後ろになると、舞台との距離を感じます。

双眼鏡を使えば、スターさんのお顔をバッチリ拝むことはできますが、裸眼だとちょっと厳しかったです。

S席1階10列85番からの見え方

宝塚大劇場1階S席10列目85番
宝塚大劇場 S席1階10列85番

月組「蒼穹の昴」を観た時は、S席1階10列85番。

私がこれまで観た中で、一番前方の座席でした。

ちなみに中央7列目までがSS席です。

なので今回は、ほぼSS席と言ってもいいくらいの座席でした。


舞台の脇が、手を伸ばすと届きそうなくらいの近さ。

お芝居の時も、ジェンヌさんのお顔がはっきり見えます。

フィナーレでは、ジェンヌさんが目の前で踊っている姿に感動!


1階10列85番は、かなりステージ右よりの座席。

舞台センターや反対側からはかなり遠く、ジェンヌさんの顔も見えづらい。

もう少し後ろでも良いので、センターの方が見やすいと思います。

S席1階8列4番からの見え方

宝塚大劇場1階S席8列目4番

宙組「カジノ・ロワイヤル」は、S席1階8列4番の座席で観劇しました。

これまで観劇した中で、一番前方の席になります。

ここから4~5メートルほど右の座席はSS席なので、ほぼSS席といってもいいでしょう。


4番ということで、かなりステージ左よりの座席でした。

センターからは少し遠いですが、ここまで近いと迫力が違いますね。

真風涼帆さんと潤花さんが銀橋を歩く姿を、ばっちり拝むことができました。



座席のすぐ左には、花道が。

今回の「カジノ・ロワイヤル」では、反対側の花道を使ってジェンヌさんが出入りするシーンが多く、こちらの花道は真風さんが一度だけ通っただけでした。


フィナーレの際、若手のジェンヌさんは舞台のセンターではなく、花道に並ぶことが多いです。

将来のスターを間近に見られるのが、1階8列4番の最大のメリット。

今回のフィナーレでは、私の大好きな「ちっち」こと美星帆那さんが、すぐ隣の花道に来てくれたんです!

まさかこんな近くで憧れのジェンヌさんを見られるとは思っていなかったので、感激でした。

1階最後列(A席29列)からのステージの見え方は?

1階席の最後列はA席29列になります。

ステージまではかなりの距離がありますね。

宝塚大劇場 座席表(1階部分)


今回は1階最後列である29列1番という、最後列左端の席からの見え方をチェックしてみました。

1階最後列からステージがどのように見えるのでしょうか?

1階29列1番 付近

こんな感じです。

頭上には2階席があるので、少し圧迫感がありますね。

ちなみにこの写真は、筆者が立った状態で撮影したもの。

座った状態とは、少し見え方が異なることをご了承ください。

1階最後列の場合、さすがにステージまでは少し距離を感じますね。

また左端に近いので、ステージの左側は若干見えづらい感じです。

【番外編】1階補助席からの見え方


宝塚大劇場の1階入口(1-1、1-8)付近には、補助席があります。

補助席には、関係者の方が座っている姿をよく見かけますね。

普段、私たちが観劇する機会はあまりない補助席からステージはどのように見えるのでしょうか?


6席ある補助席の一番右側からの見え方です。

ステージ左手の花道は少し見えづらいですが、ステージ全体が見渡せるようになっています。


こちらは6席ある補助席の一番左側からの見え方です。

すぐ左手に壁があり、ステージ左手の花道は完全に見えない状態です。

2階の最後列からステージはどう見える?


次に2階席からの眺めをチェックしてみましょう。

まず2階最後列であるB席の17列61番付近からの写真です。

2階17列61番 付近

2階最後列だけあって、さすがにステージまで遠く感じます。

ステージの両袖も隠れてしまっています。

憧れのスターのお顔も、この席からだと豆粒にしか見えません。

舞台全体が見渡せるので、視線移動が少なく楽といえば楽かも?

2階17列92番 付近

こちらも同じく2階最後列であるB席17列92番付近から撮影した一枚。

やはりステージまで遠く感じます。

ただ最後列でも、出演者や観客との一体感やライブ感は充分に味わえます。

チケット代もお手頃だし、個人的には悪くないと思います。

2階S席とA席からのステージの見え方は?

それでは最後に2階のS席とA席の見え方をチェックしてみましょう。

まずはA席からの眺めをチェック!

2階8列90番 付近

こちらは2階A席の8列90番付近から撮影した写真です。

さすがにA席だけあって、ステージが大きく見えますね。

ただ右端の席なので、ステージの右サイドが全然見えません。

2階8列51番 付近

こちらは2階A席の8列51番から撮影したもの。

同じ2階8列でもセンターに近く、ステージの両サイドもしっかり見えます。

なかなか良い席ですね。


それでは最後に、2階S席からの眺めを見てみましょう。

2階7列61番 付近

こちらはS席最後列の2階7列61番付近から撮影した写真です。

S席ですが2階席だけあって、ステージからは少し距離を感じます。

でもステージ全体が見渡せ、バランスの良い座席ではないでしょうか?

2階1列1番 付近

こちらはS席2階最前列である1列1番付近から撮影した一枚。

2階1列は自分の前に座席がないので、見晴らしは最高です。

ステージにも近く、迫力満点ですね。

宝塚大劇場の各席からの見え方のまとめ

今回は、宝塚大劇場の各席からのステージの見え方についてご紹介しました。

各席からステージの見え方について、なんとなくイメージできたでしょうか?

席によってステージの見え方は異なりますが、どの席でも宝塚歌劇の感動を感じることは可能です。

あなたのお気に入りのシートを見つける参考にしてくださいね。


参照サイト:宝塚大劇場 座席表


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