憧れの「宝塚ホテル」スイートルームに宿泊!口コミから実際の評価までご紹介!

宝塚ホテルに宿泊してきました。

しかも憧れのスイートルームです。

宝塚大劇場のオフィシャルホテル、しかも限定2部屋と特別なお部屋ですが、宝塚市民限定プラン(夕方6時からのレイトチェックイン&朝食付きプラン)を利用して、一般料金121,000円のところ、二人で33,000円とお得に宿泊してきました。

実際に宿泊して分かった感想や口コミ、お部屋の様子など、写真を多めに使い、分かりやすく紹介していきます。

「宝塚ホテル」の歴史とアクセス

宝塚ホテルは、宝塚大劇場の隣にある宝塚大劇場のオフィシャルホテルです。

阪急宝塚駅からも徒歩4分とアクセスも良好。

宝塚ホテルの歴史は古く、1926年(大正15年)に阪急電鉄今津線宝塚南口駅前に建てられました。

しかし施設の老朽化などのため2020年(令和2年)3月末に営業を終了し、令和2年6月に現在の場所に移転し、営業を再開しました。

県外から車で向かう場合、中国自動車道 宝塚インターチェンジを降りて、約7分(距離にして3kmほど)の距離となっています。


車でお越しの方は、武庫川に面したホテルの裏手に車寄せがあります。

駐車場は有料で1日1000円となっています。


宝塚ホテルは全室で「タカラヅカ・スカイ・ステージ」が視聴でき、1階ロビーには宝塚歌劇トップコンビの写真パネルや2階には舞台で実際に使用された衣装などが展示されています。

またレビュールームという、宝塚歌劇の世界が存分に味わえるホテルに2部屋しかない特別なお部屋で「夢のつづき」を味わえる、ファンにはたまらないホテルです。


宝塚ホテルの外観

宝塚ホテルは宝塚市の中心部にあり、阪急宝塚駅から徒歩4分とアクセスも良好です。

隣には宝塚大劇場、目の前には桜の名所「花のみち」があり、宝塚らしさが存分に感じられます。

大きな道路からは少し離れており、夜になると人通りも少なく、とても静かな場所にあります。


昼間は宝塚歌劇のお客さんで賑わう花のみち。

夜になると雰囲気は一転し、ヨーロッパの街並みのようです。

宝塚ホテルの向かいにあるカフェから撮影しました。


朝になると雰囲気もガラリと変わりますね。


ロビーから外に出ると、イスが置いてありました。

⇒宝塚ホテルの撮影スポットはこちらで紹介しています。


宝塚ホテルのロビー


ロビーには宝塚歌劇の大階段を思わせる真っ赤なカーペットの階段があります。


1階ロビーにある小磯良平(原画)の緞帳(どんちょう)は、もともと旧宝塚ホテルの廊下に飾られていたもの。

昭和51年1月から56年5月まで実際に宝塚大劇場で使用されていました。


ホテルの2階からロビーを撮影しました。


ロビー2階には、宝塚歌劇の歩みを知ることができる写真パネルが展示されています。


パネルの隣には、舞台で使用された小物が展示されていました。


その他にも、実際に舞台で使用された衣装などが展示されています。

さすが宝塚大劇場のオフィシャルホテルだけあって、宝塚歌劇に関する資料が充実していますね。

宝塚ホテルのスイートルームに宿泊


宝塚ホテルの受付は、入口の左手奥にあります。

宝塚ホテルにはベルマンはおらず、荷物は自分で受付まで運ぶ必要があります。

ロビーは高級ホテルのような豪華な雰囲気ですが、サービスはビジネスホテル並み。

サービスには、あまり期待しない方が良さそうです。


宝塚ホテルには客室が全部で200室ありますが、今回宿泊した部屋はホテルに2室しかないスイートルーム。

スイートルームがあるのは最上階の5階。

U字型になっている茶色いレンガ色の外壁のお部屋です。

宝塚大劇場が見える東向きのお部屋(シアタービュー)と蓬来橋が見える(宝塚大劇場は見えない)西向きのお部屋があります。

私たちが宿泊したのは、シアタービューではない西向きのお部屋でした。


宿泊料金に1000円追加すればシアタービューが選べたのですが、宝塚大劇場は普段からよく見ているので、あえてシアタービューではない安いお部屋にしました。


ただ実際に宿泊して分かったことは、

宝塚ホテルに宿泊するなら、絶対に宝塚大劇場が見えるお部屋(シアタービュー)がいい!

ということ。

宝塚大劇場が見えるだけでなく、部屋の窓からは朝日も差し込み、快適に朝を迎えられます。


宝塚ホテルのスイートルームの間取り


宝塚ホテルのスイートルームは、わずか2部屋です。

シアタービューではない方のスイートルームは、557号室でした。

スイートルームの広さは55㎡です。

間取りは下記のとおりです。
宝塚ホテルスイートルーム間取り(引用:宝塚ホテル公式サイト

上記の間取り図は、シアタービューのもの。

私たちが宿泊したお部屋は、上下に反転した間取りでした。


ワクワクドキドキしながらドアを開けると、目の前には、まさに「夢のつづき」なお部屋が広がっていました。

宝塚ホテルのスイートルームのリビング

最初に目の前に現れたのは、真っ白な壁が印象的なリビングルーム。

8畳ほどのお部屋には、高級感のあるソファや丸テーブル、テレビがあります。


L字型のソファと一人掛けの赤いソファ。

丸テーブルも2つありました。

二人でお酒を飲みながらおしゃべりしたり、テレビでスカイステージを見ることができますよ。


入口のドアの隣は、時計やアクセサリーなどを置ける収納スペースになっています。

その下はクローゼットになっており、バッグなどが収納可能です。


ソファの向かいの壁には、壁掛けテレビがありました。

テレビでは地上波はもちろん「YouTube」のような動画配信サイト、「タカラヅカ・スカイ・ステージ」や「タカラヅカオンデマンド」といった宝塚歌劇のプログラムも視聴可能です。

画像引用:タカラヅカ・スカイ・ステージ

「タカラヅカオンデマンド」には宝塚ホテルでしか見ることのできない番組もありました。

画像引用:タカラヅカ・スカイ・ステージ

タカラヅカファンなら観たい番組がいっぱい!

見たい番組が多すぎて、夜も寝られない!?

ちなみに私は以前から見たかった「はいからさんが通る」を鑑賞しました(⌒∇⌒)


窓にはレースのカーテンが掛けられていました。

リビングの隣はバスルームになっています。

宝塚ホテルのスイートルームのバスルーム


バスルームは中央にジェットバス、右手に洗面化粧台、左手奥にシャワールーム、右手奥にトイレにという配置です。

バスルームに洗い場はなく、体はシャワールームで洗い、その後、ジャグジーに移動してお湯につかります。

海外のバスルームのようでおしゃれですが、少し使い勝手が悪く感じました。


洗面化粧台には、独立したシンクが2つあります。

忙しい朝でも、2人同時に顔を洗ったり、歯みがきできるのはイイですね。


蛇口はフランス製。

ゴールドの蛇口は、高級感があります。

お水と温水が出ます。

シンクにあったハンドソープは、Laura Ashley(ローラア シュレイ)。

イングリッシュガーデンのローズをイメージした、さわやかで気品あふれる香りです。

女性にはうれしいですね。

化粧台にあったアメニティです。

歯ブラシ、コーム、ヘアカバーなどが用意されていました。

アメニティはどこにでもある使い捨てのタイプ。

せっかくのスイートルームでしたが、特別感がなく、ちょっとガッカリでした。

お風呂はジェットバスです。

あまり大きくありませんが、恋人同士ならなんとか一緒に入ることができるサイズ。

湯舟のボタンを押すと、底から「ブクブク」と泡が出ます。

自宅では味わえない泡の出るお風呂。

ちょっとリッチな感じがして、楽しかったです。


ジャグジーの奥にあるのは、トイレとシャワールームです。


右手にあるのがトイレです。

トイレは音の流れるウォシュレットタイプ。

スイートルームのトイレはこの1つだけでした。


お気づきかもしれませんが、このバスルームには少し問題があります。

トイレに行くには、バスルームを必ず通らないといけません。

つまり、誰かがお風呂に入っている間は、トイレが使えない状態になります。

トイレとお風呂は別々の方が断然使いやすいと思うので、この配置はちょっと残念でした。


左手にあるのは、シャワールーム。

オーバーヘッドシャワー

シャワールームには、立ったままの姿勢で頭から浴びることのできる「オーバーヘッドシャワー」と手で持つことのできる通常のシャワーの2つがあります。

オーバーヘッドシャワーは、頭からたっぷりのお湯が全身を包み込んでくれます。

ちょっとリッチな気分が味わえました。


ボディソープやシャンプー、トリートメントもローラアシュレイでした。

自宅では安物のボディソープを使っている私ですが、ローラアシュレイのおかげで、ちょっとリッチな気分になれました(⌒∇⌒)


お風呂とリビングの間には、クローゼットがあります。


上着やパンツ、スカートなどはこちらに掛けることができます。

クローゼットは高さがあり、コートも掛けることができます。

二人で使う分には、必要十分な大きさでした。


クローゼットに入っていた室内用のスリッパです。

100均の売っているような薄いペラペラのスリッパでした。

スイートルームに宿泊したのに、ペラペラのスリッパにはちょっとガッカリしました。

それでは最後にベッドルームを見てみましょう。

宝塚ホテルのスイートルームのベッドルーム


バスルームの隣は、ベッドルームです。


セミダブルサイズのベッドが2つ並んでいます。

ベッドサイズは、幅130cm×長さ195cmです。

ベッドにはスイートルーム専用のゴージャスなカバーが掛けられていました。


ベッドルームにもテレビがありました。

夕食の後は、ベッドに寝ころびながら「タカラヅカ・スカイ・ステージ」や「タカラヅカオンデマンド」を見ることができますよ。


天井には、豪華なシャンデリアが。

ちょっと気分が上がります!!


マットレスは固めでした。



ベッドの上に置かれていたバスローブとガウンです。


ベッドルームの奥には、LEDライト付きの女優ドレッサーがありました。

これでメイクすれば、美しさ200%アップ間違いなし!?


ドレッサーの引き出しには、スマホやデジカメが充電できるケーブルが入っていました。

充電ケーブルを忘れた方も、安心ですね。

室内は無料のWIFIがあり、スマホもデータ量を気にせず使うことができます。


ドライアーはパナソニック製。

女性の髪に優しいナノイー搭載タイプです。


ベッドルームの入口には、空気清浄機(シャープ製)がありました。

宿泊中は寝る時も、ずっとつけっぱなしにしていました。

おかげで喉も痛くならず、快適に過ごせました。


ベッドルーム入口のカウンターには、電気ケトルやミネラルウォーターが置いてあります。

ちなみに写真に写っているコーヒーや紅茶のティーバッグは、もともと室内にはなく撮影用に私が置いたもの。

コーヒーや紅茶のティーバッグは、1階ロビーの受付カウンターに置いてあります。

チェックインの際に必要な分を取り、部屋に持ち込む仕組みです。


ミネラルウォーター(無料)は、部屋に用意されていました。


お部屋にはミニサイズ冷蔵庫があり、ミネラルウォーターを冷やすことができます。

ミネラルウォーターを飲み切った方は、ホテルの廊下に自販機があるので、そちらで購入できますよ。


ジュースは130円~160円とお手頃価格です。


ビールの自販機もありました。


自販機の隣には製氷機もありました。

宝塚ホテルのスイートルームからの眺望


宝塚ホテルのスイートルームからの眺望をご紹介します。

私が宿泊したお部屋はスイートルームでもシアタービューではなかったので、部屋からは宝塚大劇場は見えませんでした。

宝塚大劇場が見えるシアタービューのお部屋に比べると、「宝塚らしさ」という点ではイマイチです。


宝塚ホテルの西隣にあるマンションやソリオ宝塚が見えます。


宝来橋やホテル若水が見えます。


武庫川の河川敷の様子です。

早起きして目の前の「花のみち」や武庫川の河川敷をお散歩するのも、気持ちよくておすすめです。

宝塚ホテルの食事

私たちの宿泊プランは、一泊朝食付きプランのため、ディナーは別途予約をしました。

宝塚ホテルの夕食は、2階にあるレストランでいただきます。


宝塚ホテルのレストランは

・鉄板焼「風雅」

・日本料理「彩羽(いろは)」

・ビュッフェ&カフェレストラン「アンサンブル」

の3つがあります。


昨年、「風雅」で鉄板焼を頂いたので、今回は趣向を変えて「アンサンブル」にしました。

宝塚ホテル「アンサンブル」のメニュー

宝塚ホテル「アンサンブル」のディナーメニューです。

事前に席の予約だけしておき、メニューは当日決めることにしました。

コース料理の他に、ビーフシチューやオムライスも人気です。

宝塚ホテル「シーズナルコース」メニュー

宝塚ホテル「スリール コース」メニュー

宝塚ホテル アラカルトメニュー(その1)

宝塚ホテル アラカルトメニュー(その2)

宝塚ホテル ドリンクメニュー


グーグルマップのコメントを見ると「アメリケーヌオムライス」も高評価で美味しそう!

でも今回はちょっとリッチに「スリール コース(一般料金:4,800円、会員料金:4,320円)」に決定!

会員だったので、ちょっとお得に頂けました。

宝塚ホテル「アンサンブル」のディナー

宝塚ホテルでの夕食は少し早めの夕方5時から。

この日は、まん延防止等重点措置の発令中で、宝塚歌劇もコロナ感染者の発生のため休演となり、ホテルのお客さんは少な目でした。

私たちが案内されたのは、南向き窓際のテーブル席。

テーブルの間は広めに取られ、ゆったり食事を頂きました。


宝塚ホテル「アンサンブル」の様子です。

とても広くてビックリしました。


テーブルの間は広く、ゆったり食事が出来そうです。


窓からは夕陽がやさしく差し込み、明るい雰囲気でした。

それでは夕食の「スリールコース」をご紹介します。

帆立貝柱ともち麦のタブレ バスク風ピペラードとともに

前菜です。


もち麦のタブレです。

プチプチして美味しかったです。


シャンピニョンのブルーテ カプチーノ

マッシュルームのスープです。

このスープが濃厚でとても美味しかった!


パンはお代わり自由です。

鮟鱇(あんこう)とオマール海老のフィユテ シードル風味のクリームソース

メインのオマール海老!

身は少な目でしたが、濃厚な味で美味しかったです。

牛フィレ肉の石窯焼き 赤ワインのブールコンポゼ

メインのステーキです。

野菜もステーキも美味しかったです。

タルトショコラ

食後のデザートです。


デザートのタルトショコラ。

とっても美味しかった~。


食後の飲み物は、コーヒーか紅茶が選べます。

この日はミルクティーにしました。

お腹いっぱいになりました。

美味しかったです。

宝塚ホテルの朝食


朝食会場は、宝塚ホテル2階のアンサンブルです。

コロナウィルス感染対策のため、ビュッフェスタイルではありませんでした。

和風又は洋風のモーニングプレートを選択でき、今回は洋風の朝食を頂きました。


洋風のモーニングプレートです。

飲み物は、オレンジジュースやアップルジュースが選べました。


オムレツにベーコン、ウィンナー、ポテト。


フルーツとヨーグルト。


サラダです。


パンはお代わり自由でした。

朝食もとても美味しく頂きました。

会場には朝日が差し込み、明るい気分に!

明るいお部屋と美味しい食事で、朝から気分が上がります!!

宝塚ホテルの評判・口コミ

じゃらんの口コミ総合評価でも4.8点とかなり高評価です。

楽天トラベルの口コミ総合評価でも4.51点と、こちらもかなりの高評価になっています。



宝塚歌劇を観劇される方には、特におすすめのホテルです。

宝塚ホテルに泊まった感想


初めて宿泊した宝塚ホテルでしたが、食事も美味しく、部屋もゴージャスで、まさに「夢の続き」を体験できるホテルでした。

大浴場が無いことやお風呂とトイレが同じ場所にあるといった、少し気になるところもありましたが、そんなことを忘れてしまうくらい素敵なお部屋でした。

レビュールーム」など夢のようなお部屋もあり、宝塚歌劇に少しでも興味のある方なら一度は宿泊してみたいホテルです。


宝塚ホテルの宿泊プランは「じゃらん」や「楽天トラベル」、「JTB」からもチェックできます。

「じゃらん」なら憧れのスイートルームやレビュールームが、なんと11,000円から宿泊可能です。

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予約をする前には各社のホームページから「割引クーポン」の発行が無いかチェックして下さいね。


宝塚ホテルのスイートルームの360度写真

今回は360度カメラを使って、宝塚ホテルのスイートルームを撮影してきました。

お部屋の様子や雰囲気をより身近に感じていただけると思います。

宿泊を検討されている方のご参考にしていただければ幸いです。


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宝塚ホテルの基本情報

住 所:兵庫県宝塚市栄町1丁目1−33

TEL :0797-87-1151

公式サイト:宝塚ホテル



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