武田尾温泉の足湯に行ってきた。足湯の雰囲気やアクセス、感想などをご紹介!

このブログを書いている今日6月26日は、露天風呂の日。

露天風呂は気持ちいいですが、実際に入るとなると着替えやタオルなど準備が大変です。

「気軽に温泉気分を味わいたい!」

そんな方に武田尾温泉の足湯はどうでしょうか?


武田尾温泉は、大阪・神戸から電車で一時間弱。

素晴らしい景観と自然美が残る関西の奥座敷です。

足湯は、温泉宿「武田尾温泉 紅葉舘 別庭 あざれ」の下にあります。

料金は無料、予約不要で誰でも入れる足湯ということで、ハイカーからも人気のスポットになっています。

今回は、そんな武田尾温泉の足湯に実際に入ってきたので、その感想やアクセス、駐車場情報など写真を多めに使って、分かりやすくお伝えします。

武田尾温泉の足湯の基本情報

武田尾温泉の足湯は「紅葉舘 別庭 あざれ」の下にあります。

料金は無料で、誰でも自由に入ることができます。

旧福知山線廃線跡のハイカーが疲れを癒す人気のスポットになっています。

武田尾温泉 足湯

住所:〒兵庫県宝塚市玉瀬イヅリハ1−47

営業時間:18時営業終了


武田尾温泉の歴史

ここでは武田尾温泉の歴史をご紹介します。

武田尾温泉は、寛永18年(1641年)豊臣方の落ち武者であった武田尾直蔵が薪拾いの際に発見した湯と伝えられ、「武田尾」という地名も彼の名前に由来します。

関西の奥座敷として、多くの温泉旅館がありましたが、ほとんどの旅館は廃業し、現在営業しているのは2店舗(「紅葉館 別庭 あざれ」、「武田尾温泉 元湯」)のみとなっています。


武田尾温泉の足湯の泉質は?

武田尾温泉の足湯には、温泉の泉質や成分を示す成分表はありませんでした。

しかし、足湯の上にある「武田尾温泉 紅葉舘 別庭 あざれ」のホームページを見ると、あざれで使用している温泉は

・源泉掛け流しの天然温泉

・ラドン温泉で、神経痛・筋肉痛などに効く

と書かれていました。

そのため「あざれ」の下にある足湯も、おそらく同じ源泉掛け流しのラドン温泉だと思います。


武田尾温泉の足湯へのアクセス、駐車場情報

ここでは武田尾温泉足湯へのアクセスや駐車場情報をご紹介します。

武田尾温泉の足湯へは、JR武田尾駅が最寄り駅です。

JR武田尾駅からはフラットな道のりで徒歩約6分です。

【電車バスをご利用の方】

JR宝塚線 武田尾駅下車。

JR武田尾駅から徒歩約6分です。

JR武田尾駅から武田尾温泉足湯への徒歩でのアクセスは、次の項目でご紹介しています。


【車でお越しの方】

武田尾温泉の足湯へは、宝塚北サービスエリアから車で約5分です。

足湯の隣には、約10台分の無料駐車場があります。


武田尾温泉の足湯へ徒歩でのアクセスを詳しく紹介

武田尾温泉の足湯の最寄駅はJR武田尾駅です。

JR武田尾駅からは徒歩約6分です。

初めて武田尾温泉の足湯へ行く方でも、迷わず行くことができるように道順を写真つきでお伝えします。


JR武田尾駅で下車します。

武田尾駅の出口につながる階段は、大阪寄りにある1箇所だけです。

大阪駅寄りにある階段を降りると改札口にでます。

武田尾駅はバリアフリー化が進んでおらず、階段以外にエスカレーターやエレベーターはありません。

車椅子やベビーカーをご利用の方はご注意ください。


改札口に着きました。

駅員さんはおらず無人でした。

改札を出ると、武田尾温泉の案内図があります。

マルキ旅館や河鹿荘の名前もありますが、現在はどちらも廃業して営業していません。

武田尾温泉の足湯へは、「別庭 あざれ」と同じ方向に進んでいきます。

改札を出て、右側にある階段を下り、写真の奥に向かって歩きます。

廃線跡の道路を、武庫川上流に向かって歩きます。

しばらくすると、トンネルが見えてきます。

古そうなトンネルが見えてきました。


トンネルの中に入ってみました。

武田尾駅が開業したのは、1899年(明治32年)。

その当時から使われていたので、このトンネルも120年以上の歴史があるんですね。

天井のレンガはすすけており、かつて蒸気機関車が走ったことが分かります。

トンネルの中を進みます。

トンネルの内部は、夏でもひんやり涼しい天然のクーラーです。

内部は灯りがあり、懐中電灯などは不要です。

トンネルは100メートルほど進むと左手に出口が見えてきます。

トンネルはまだ奥へ続いていましたが、真っ暗闇で何も見えませんでした。

トンネルを出ると赤い橋が現れますが、足湯に行かれる方は渡らずに、右手に進みます


少し歩くと「紅葉館 別庭 あざれ」と「足湯」の案内図が現れます。


「紅葉館 別庭 あざれ」に行かれる方は、右手の上り坂。

「足湯」に行かれる方は、左手の下り坂を進みます。


足湯を目指して、もうしばらく歩きます。


100メートルほど進むと、右手に駐車場が見えてきます。


駐車場の手前に足湯はあります。


駐車場に1台の自販機があり、その右隣が足湯の入り口になっています。


自販機から5メートルほど進むと、足湯があります。


足湯に到着しました。

お疲れさまでした。


武田尾温泉の足湯に入った感想


私が足湯を訪れたのは、6月中旬の土曜日の午前11時頃。

足湯には誰もおらず、貸し切り状態でした。

春の桜や秋の紅葉シーズンになると、廃線跡は多くのハイカーで賑わいますので、午後になるとこの足湯も混雑しそう。

最大10人くらい同時に入れそうですが、ゆったり入るなら4~5人がベストな気がします。


足湯に近寄ってみると、わずかに硫黄臭がします。

近くにある有馬温泉のような金泉ではなく、無色透明でさらりとした湯ざわり。

手を入れてみると、温度は低め。

刺激は少なく、体にやさしい温泉です。

温度は低めなので、20分ほど足を入れていても汗は出ませんでした。

足湯を出た後は、お肌はさらさら、身体はぽかぽか。

青もみじが広がり、武庫川のせせらぎを聴きながらの足湯は、最高の癒しでした。

また紅葉の季節に来てみたいな。


武田尾温泉の足湯に行く際に持参した方が良いもの

ここでは武田尾温泉の足湯に行く際に持参した方が良いと思うものをご紹介します。

私が実際に行ってみて必要だと思うものは

・足ふき用のタオル

・替えの靴下

・水分補給用のドリンク

・虫除けスプレー

です。

周囲にはドリンクの自販機が1台あるだけで、売店などはありません。

足湯の周囲は草や木が生い茂っているので、蚊にさされそうな気がしましたが、私が訪れた日は、幸い蚊に刺されることはありませんでした。

夏や秋に行かれる方は、虫除けスプレーを持参された方がいいかもしれません。


武田尾温泉の足湯のトイレは?

武田尾温泉の足湯の周囲には、公衆トイレはありません。

JR武田尾駅周辺で公衆トイレがあるのは

・JR武田尾駅の改札出口のトイレ

・武田尾公衆便所

の2か所です。

どちらも足湯からは離れているので、トイレに行かれる方は事前に済ませておくのが良さそうです。


JR武田尾駅の改札出口のトイレ

JR武田尾駅のトイレ

JR武田尾駅のトイレは、1階の改札を出た所にあります。

トイレは男女共用です。

駅の外にあるので、電車を利用しない方でも利用できます。

男性用小便器が2つ、和式(大便器)が1つです。


武田尾公衆便所

武田尾温泉公衆トイレ

JR武田尾駅から350m(徒歩約4分)、武田尾温泉の足湯からは800メートル(徒歩約9分)ほど下流にあるのが、武田尾公衆便所です。

こちらは男性用しか確認していませんが、小便器が2つ、洋式(ウォシュレットなし、トイレットペーパーはあり)が1つでした。


武田尾温泉の足湯のまとめ

今回は武田尾温泉の足湯についてご紹介しました。

福知山線廃線敷ハイキングコースにもなっている武田尾温泉の足湯は、ハイキングの疲れを癒すハイカーにも人気のスポット。

秋になると目の前の紅葉と武庫川のせせらぎを聴きながら、ゆったりした時間を過ごすことができます。

足湯の上にある「紅葉館 別庭 あざれ」の温泉も素敵なので、いつか行ってみたいですね。



⇒ 1000円で入れるホテル若水のバラ温泉も素敵です。


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