京都の穴場パワースポット九頭竜大社へご参拝!ご利益や雰囲気をご紹介

京都市左京区八瀬にある「九頭竜大社」に参拝してきました。

御祭神「九頭竜弁財天」のパワーを宿すお社には、社長や芸能人も多く訪れ、日本電産CEOの永守重信氏が毎月参拝していることでも有名です。

そんな九頭竜大社では「お千度参り」という、ちょっと変わった参拝方法が人気です。

そんな「お千度参り」に私も挑戦してきましたので、参拝方法や所要時間、感想をご紹介します。

九頭竜大社の基本情報


住所:京都府京都市左京区八瀬近衛町681

御祭神:九頭竜弁財天大神(くずりゅうべんざいてんおおがみ)

受付時間:9時00分~17時00分(参拝は24時間可能)

TEL:075-781-6405

公式サイト:九頭竜大社


九頭竜大社の御祭神「九頭竜弁財天」とは?


九頭龍大社の御祭神「九頭竜弁財天」とは、どんな神様なのでしょうか?

古代中国や日本において、竜は霊力で空を自在に飛び回り、特に水神として祀られてきました。

竜の種類は多いですが、最も神格が高い「諸竜の王」といわれるのが「九頭竜」です。

九頭竜さまのご利益は、商売繫盛や金運向上。

九頭竜弁財天大神は、竜神の中でも別格の存在である「九頭竜」のとてつもなく大きなお力を持たれた弁財天です。

弁財天は、弁=弁舌、財=財運や知恵をつかさどるとされ、福徳や財宝を授ける音楽・芸能の守り神。

九頭竜大社の御祭神「九頭竜弁財天大神」は、諸竜の王である「九頭竜」と財運や知恵をつかさどる「弁財天」、両方の力を持ったありがたい神様なんです。


九頭竜大社のご利益は?


九頭竜弁財天は慈悲の女神であり、人生における諸々の災い、厄を取り除き、福徳を授け、幸いに導き下さる神様です。

その力は絶大で、

・除災招福

・八方塞がり除け

・厄除け

・開運

・商売繁盛

・病気平癒

に特にご利益があるとされています。


九頭龍大社のお千度参りの方法

九頭竜大社では、本殿を時計回りに九回まわる「お千度参り」が有名です。

15分~30分で出来ますので、九頭龍大社に参拝される方は、ぜひ挑戦してみてください。 

1、手水舎で手と口を清める

境内の階段を上った左手にある手水舎で、手と口を清めましょう。


2、ローソクと線香を購入

手と口を清めた後は、本殿の向かいにある社務所でローソクと線香を購入します。

料金は、ローソクとお線香のセットで300円です。

ローソクの白い紙が巻かれている部分に名前、数え年、願い事を記入します。

ローソクはローソク台に、線香は本殿手前の線香台にお供えします。


3、本殿正面にてお参り

お作法は、二礼、四拍手、手を合わせたまま心の中で

・「南無 九頭竜弁財天大神 様(なむくずりゅうべんざいてん おおがみさま)」と3回

・「おんそらそあていえいそわか」と7回

唱えた後に、ご自身の願い事、四拍手、二礼です。


4、お千度棒を9本取る


本殿向かって右のお千度棒納め所に進み、竹のお千度棒を9本取ります。

これで、お千度参りの準備が完了しました。

ここから、本殿の周りを9回まわります。

5、本殿正面の石段下にて一礼


本殿正面の石段下で一礼します。

この時、本殿の前に進む必要はありません。

石段下で一礼するだけでオッケーです。

6、初代御神木の前にて一礼


7、九頭竜大社御発祥の石碑の前にて一礼



8、現在の御神木に一礼


9、本殿の真裏にて一礼


10、 1周できたら、お千度棒を1本お返し

2周目からは5~10を繰り返します。

9周し、お千度棒をすべてお返しできたら、本殿正面にて「3」と同様の作法にてお参りし、 お千度を結びます。

11、御霊水を頂く

お千度を結んだ後は、お千度棒納め所の隣にある御霊水所で御霊水を頂きましょう。

以上で、九頭竜大社のお千度参りは終了です。

お疲れ様でした(⌒∇⌒)

※ お急ぎの方は、一回だけ巡拝なさるか、正面だけをお参り下さい。

社務所では、詳しいお千度参りの仕方を解説した案内書を配布しています。

⇒ 私がお千度参りした時の様子はこちらです。


九頭竜大社のお千度参りをした感想

私が九頭竜大社でお千度参りをした感想は、

「心の中のモヤモヤが晴れてスッキリした!」

です。


最初の2〜3周目くらいは

「九頭竜弁財天様、どうか私の願いを叶えてください!」

と願いながら歩いていました。


しかし5周目を過ぎた頃から、自分の願い事も忘れ、頭の中がスッキリ空っぽになっているのに気づきました。

お千度棒をすべて返した後のお参りでは、今回参拝できたことの感謝の気持ちを伝え、すがすがしい気分に。

時間はかかりましたが、やって良かったです。


九頭竜大社のお千度参りの所要時間は?

ここでは九頭竜大社のお千度参りの所要時間について、説明します。

九頭竜大社はこじんまりとした神社で、本殿の周囲は100m弱しかありません。

本殿の周りを1周するのに必要な時間は、早足なら1分ちょっと。

ゆっくり歩いても2分もかかりません。

本殿の周りを9回まわるお千度参りだけなら15分ほどで可能です。

ただお千度参りを始める前に、お線香やローソクを購入したり、終わった後に聖水や護符を頂く時間を含めると、20分〜30分程度は余裕をみておいた方が良いでしょう。


九頭竜大社のお千度参りは、なぜ9回?

九頭竜大社のお千度参りは、本殿のまわりを9回まわる、ちょっと変わった参拝方法。

10回でも、1000回でもなく、なぜ9回なのでしょう?

それは九頭竜大社の御祭神である九頭竜大社弁財天大神様の名前にちなむとも、一桁の最大の数字である「9」が御祭神の無限の加護をあらわしているとも言われています。


お千度参りで願いが叶うといわれる理由

なぜ「お千度参り」を行うことで、願いが叶うと言われているのでしょうか?

所説ありますが、主な理由が

「本殿の周囲を9回まわることにより、九頭竜弁財天様に信仰心を示し、願いを聞き入れてもらいやすくなる」

というもの。


他にも

「1回、2回と礼拝を重ねることで、雑念がなくなり、真摯に祈れるようになる」

「神様に自分の本当の思いが届くようになり、1度のお参りの質が高まることで祈願成就につながる」

という考え方もあるようです。

何度も同じことについて祈り続けることで、自分の心と向き合う修行と考える方もいます。


お千度参りを行うときに注意すべきポイント

九頭竜大社のお千度参りの最中は、声を出してはいけないとされています。

余計なことに気を取られず、一心に祈りを捧げるのが重要です。

スマホの電源を切って、お参りに集中できる環境を整えておきましょう。


お千度参りで願いが叶ったら?

お千度参りを終えて願いが成就したら、忘れずにお礼参りをしましょう。

できるだけ早いうちに、願いを聞き届けてくれたことへの感謝の気持ちを込めて参拝するのが大切です。

心を込めてお礼の気持ちを伝えることが重要です。

もしも願いがかなわなかったとしても、結果報告を兼ねてお礼参りを行うことをおすすめします。


コメントを投稿

0 コメント