北野誠も訪れる京都天津神社の古代みくじを引いてきた


京都には数々のパワースポットがありますが、今回ご紹介する天津神社もその一つ。

京都の穴場パワースポットとして訪れる人が増えています。

天津神社といえばタレントの北野誠さんが

「よく当たる」

と紹介したおみくじが有名です。

今回はそんな天津神社に参拝してきたので、その時の様子やおみくじを引いた感想をご紹介します。

天津神社の基本情報


天津神社は京都市北区の住宅街にある神社です。

天津神社の近くには、学問の神様である菅原道真公で有名な北野天満宮や桜で有名な平野神社があります。

天津神社の名物は、当たると評判の古代みくじ。

タレントの北野誠さんが

「怖いくらい当たる!」

と紹介したことから人気を呼び、京都の穴場パワースポットとして訪れる人が増えています。

天津神社の基本情報

住所:京都府京都市北区平野宮本町89

TEL:075-462-0344

参拝時間:
9:00〜11:30
13:00〜16:00
(御祈祷・御祈願はお電話にてご予約ください)

※4月の第一土日は天津会行事の参拝旅行のためお休み。

公式サイト:天津神社



天津神社へのアクセスと駐車場情報

天津神社へのアクセスは電車のご利用が便利です。

参拝者用の駐車場はありませんので、車で起こしの場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

・電車でお越しの場合

最寄り駅は嵐電の北野白梅町駅になります。

北野白梅町駅からは徒歩7分ほど。

フラットな道のりで歩きやすいです。



・車でお越しの場合

天津神社には参拝客用の駐車場はありません。

ご参拝の際には近くのコインパーキングをご利用ください。

天津神社に近いコインパーキングは、フルーツパーク平野宮本町や名鉄協商パーキングなどがあります。






天津神社の御祭神


天津神社の御祭神は造化三神である

・天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)

・高皇産霊神(タカミムズビノカミ)

・神産巣日神(カミムスビノカミ)

を主祭神としてお祀りしています。


造化三神以外にも天照皇大神他、八百萬の神々を御祭りしてあります。

天津神社の古代みくじとは

天津神社のおみくじは「古代不思議みくじ」といいます。

一般的なおみくじにあるような「大吉、吉、凶」などは書かれてはおらず、竹串の表と裏に神託となるお言葉が書かれているのが特徴です。


おみくじには

・まことを尽くして働け

・あいしてやれ へだてなく

・因果応報の理を悟れ

といった短い言葉が書かれており、それがそのまま神様からの返事となります。


筒の中にはおみくじが108本入っており、すべて異なるお言葉が書かれているのだとか。

全体の7割ほどは、厳しい戒めの言葉が書かれているそうです。

一般的なおみくじの場合、凶が出る割合は2~3割程度。

天津神社のおみくじは、かなり辛口といって良いでしょう。


おみくじのお言葉は用紙に書き写し、持ち帰ることができます。

用紙は12月分の内容を書くことができるようになっています。

毎月参拝して、おみくじの言葉を書き写していくのも良いですね。

初穂料は1,000円です。


北野誠と天津神社の古代みくじ

天津神社の古代みくじが注目されるようになったきっかけは、とあるお笑いタレントが天津神社に参拝したから。

そのタレントさんというのが関西を中心に活躍中だった北野誠さんです。


ある日、北野さんはスタッフの女性に

「北野さん、よく当たるからおみくじがあるから一緒に行きませんか?」

と誘われました。


北野さんは

「ネタになるかもしれへんなぁ・・・」

ということで、スタッフと一緒に天津神社を訪ねました。


スタッフは誠さんに

「おみくじは聞きたいことを言ってから引くといいですよ」

と言いました。


すると誠さんは、

「じゃあ、今やっている仕事はどうなりますか?」

と言っておみくじを引きました。


出てきた竹串には

「口は災いの元」

と書かれていました。


普段からラジオの辛口発言で人気だった北野さん。

「いつものことをおみくじでも言われたわ」

と高をくくっていました。


しかし、それから1ヶ月後。

おみくじの言葉が現実となる出来事が起こります。


番組の中でのたった一言で20年以上続いた「誠のサイキック青年団」というラジオ番組が打ち切りとなり、北野誠さんはそのまま無期限の謹慎処分となりました。

謹慎となった北野さん。


その後、足しげく、天津神社へ足を運んでは

「復帰のためにどうしたらいいのか」

を聞きながら、おみくじを引き続けたそうです。


そして、翌年には北野さんは再び現場に復帰してテレビのみならず、ラジオの帯番組のパーソナリティに抜擢され以前にも増して活躍するようになりました。

「神様の言うことは聞かないかん」

と北野さんは頻繁に

「古代みくじはよく当たる」

と紹介したことから、天津神社のおみくじが注目されるようになりました。

天津神社の境内の雰囲気

ここでは天津神社の境内の雰囲気をご紹介します。

天津神社は普通の住宅街の中にあります。


鳥居はありませんが、門には「天津大神」と書かれた神額やしめ縄が飾ってあり、一目で天津神社であることが分かります。


門の左手には、天津神社の御祭神が書かれた説明板が立っていました。


天津神社と書かれた提灯。


天津神社の主祭神である造化三神(天之御中主大神、高皇産霊大神、神皇産霊大神)が書かれた布。


門をくぐると、境内には光明稲荷大神が祀られていました。


障子の奥が礼拝所です。

履物はここで脱ぎます。


祈願の案内が書かれていました。


初めてだと少し入りづらいですが

「ご自由にお参りください」

と書かれていますので、安心してお参りください。

天津神社のお参りの様子


私が天津神社にお参りしたのは11月某日の土曜日。

時刻は午後3時過ぎでした(参拝時間は午後4時まで)

障子を開けると、目の前には30畳ほどの和室が広がっていました。

神社というよりお寺のような雰囲気。

正面には「天津大神」と書かれた額が掛けれ、奥に造化三神である天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神が祀られていました。

どうやらこの場所が祈願所らしく、おみくじやお守りもこの中で授かるようです。



私が訪れた時には女性の参拝客が一人いらっしゃいました。

神職さんと思しき方(男性、60代前後)と熱心に話をされています。

天津神社には「さっちゃん」と呼ばれる霊能者がいらっしゃるそうですが、この日はさっちゃんさんのお姿はありませんでした。

少し話が長引きそうだったので、まず参拝をすることに。


正面に進み、正座をしてお賽銭を賽銭入れに置きます。

普通の神社では立った状態でお参りしますが、天津神社は座った状態でお参りします。

拝礼の仕方は、二礼二拍手一礼。

今回、無事に参拝することができたお礼を心のなかで唱え、手をあわせます。

お参りを済ませ、しばらくお守りなどを見ていると女性は帰られ、私達夫婦だけになりました。

天津神社のおみくじを引いた感想

いよいよ念願のおみくじを引く番です。

部屋の片隅で待っていると神職さんの方から

「おみくじですか?」

と声を掛けてくださいました。

「はい」

と返事をし、おみくじの引き方を教えてもらいました。


天津神社のおみくじの引き方

正面に一礼した後、おみくじが入った筒を手に取り

・願い事があれば、それを念じながら

・なければ無心で

おみくじを引き、出たお言葉を紙に書き取って持ち帰る


ということでした。

ちなみに、おみくじの初穂料は1,000円でした。



正直、

「ちょっと高いな・・・」

と思った私。

しかし、北野誠さんが「よく当たる」と絶賛するほど評判のおみくじです。

どんな言葉が頂けるのか興味津々でしたし、

「自分の進むべき道が分かるなら1,000円は安い!」

と考え1,000円を納めさせてもらいました。



おみくじが入ったみくじ筒を手に取り、

「今後10年間、私の進むべき道を教えてください」

と願いを込めながら、じゃらじゃらと振ること4~5回。

筒を下に向けると、一本の竹棒がスルッと出てきました。


出てきた竹棒には、何やらお言葉が書かれていましたが文字が薄く、よく読めません。

顔を近づけ、よ~く見てみると

(表)かないえんまんにせよ

(裏)凶 こけん先きの杖

と書かれていました。


見た瞬間

「うん、あまり良いこと書かれていないな」

と直感で感じました。


天津神社のおみくじは、

「かなり辛口」

と聞いていましたが、まさか「凶」が出るとは・・・(ToT)


おみくじを引く前は

「ちょっと良い言葉がもらえるかも・・・」

と期待していた私が甘すぎたようです。

気を取り直し、神職さんにこのおみくじの意味を教えて頂きました。

家庭を大切にすることはもちろん大事だが、ご近所さんや職場で一緒に働く仲間など近しい関係の方々に対しても、まんべんなく仲良くしないとトラブルの元になる。

例えば

「左隣さんは仲良いけど、お向かいさんは苦手やな」

とか

職場の仲間に対して

「苦手なやなぁ、こいつ」

と思うと、相手には100%分かってしまう。


そういうことが積み重なると対人関係のトラブルが起こる


対人関係のトラブルを起こさないためには「苦手やな」と思う相手に対しても仲良くしていくことが大切。


とのことでした。

最近、職場の人間関係に悩んでいたり、妻と口喧嘩をすることも多くイライラすることも多い私。

なんか当たりすぎて怖いです・・・

その後も神職さんと色々と話しをさせてもらい気づけば30分ほどが過ぎていました。


おみくじは「凶」でしたが、考え方によっては今が一番悪い時と言えます。

今回頂いたお言葉を守って日々暮らしていけば、これから運気は上がる一方で悪い事は起こらないはず。

そのように受け取り、神社を後にしました。

京都天津神社のまとめ

今回は京都の天津神社に参拝したときの様子をご紹介しました。

天津神社にはタレントの北野誠さんが

「よく当たる」

と紹介するおみくじ「古代みくじ」があります。

興味のある方は、ぜひご参拝ください。


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