冷え性な私がハクキンカイロを1ヶ月使った感想

冬になると指先が氷のように冷たくなる私。

子どもの頃は寒さなんてへっちゃらでしたが、アラフィフの現在はとんでもなく冷え性です。

寒いと何もする気が起きません(笑)

そんな冷え性な私がこの冬、購入したアイテムがこちら。

ハクキンカイロです。

実際に使ってみると想像以上に温かく、冷え性な私には手放せないアイテムになりそうです。

暖かいだけでなく、エコでレトロな雰囲気も気に入っています。

今回は冷え性な私がハクキンカイロを1ヶ月間使った感想をご紹介します。

私が購入したハクキンカイロ

私が購入したハクキンカイロは、ハクキンカイロスタンダードです。

現在、販売されている3種類(スタンダード、mini、ジャイアント)のハクキンカイロの真ん中のサイズになります。

それぞれの違いは本体のサイズで、大きいほど燃焼時間が長くなります。

ハクキンカイロの燃焼時間

・mini(58×87×13.5mm) … 専用カップ1杯半で18時間保温

・スタンダード(68×101×15mm)… 専用カップ1杯で約10~12時間、2杯で約24時間保温

・ジャイアント(70×110×20mm)) … 専用カップ4杯で最大30時間保温


miniとスタンダード、どちらを購入しようか迷いましたが、今回はスタンダードに決定。

「スタンダード」という名称ですが、実際に手にしてみると想像以上に軽くコンパクト。

薄くコンパクトなので、ポケットに入れても邪魔になりません。

燃焼時間もminiより長いので、スタンダードを選んで正解だったと思います。


ハクキンカイロの良かった点

めちゃくちゃ暖か

私が感じたハクキンカイロの素晴らしさ。

それは圧倒的な暖かさです。

これまで使い捨てカイロしか使ったことがありませんでしたが、ハクキンカイロと使い捨てカイロと比較すると、暖かさが全然違いました。

ベルトに包んだハクキンカイロを腰やお腹に当てしばらくすると、全身がポカポカと体の芯から温まってきます。

まるで小春日和のような快適さ。


メーカーによると、ハクキンカイロの熱量(カロリー)は使い捨てカイロの約13倍。

熱量が13倍といっても、カイロの温度が13倍高くなるわけではありません。

ただ実際に使ってみると

・使い捨てカイロはポカポカ暖かい

・ハクキンカイロは火傷をするくらい熱い!

それくらい違いがあります。

ハクキンカイロを使用する際にはフリース素材のカバーに入れて使うんですが、カバーを外して直接触ると「アッチ~!!」と言ってしまうくらい、本当に熱いです。

冬場のアウトドア活動や屋外で仕事をする方にオススメです。


レトロでエモい

私がハクキンカイロを購入した理由はレトロでエモいから。

ハクキンカイロが初めて商品化されたのは1923年。

今から100年以上前に販売された商品にも関わらず、姿かたちは当時とほとんど変わっていません。

銀色に輝く真鍮製の本体。

フタの部分に孔雀のような形の穴があいただけのシンプルなデザイン。

中綿や火口を交換すれば、何十年も使えるサスティナブルなところも高ポイント。

ジーンズのように使えば使うほど味が出て愛着が湧いてくるのも、ハクキンカイロの魅力です。

100年後、世の中は大きく変わっていてもハクキンカイロはこのままの形で販売されているでしょう。

シンプルだけどかっこいい。

レトロだけど実用的。

それがハクキンカイロの魅力です。


エコ

ハクキンカイロは使い捨てカイロに比べて、エコなカイロです。

使い捨てカイロは使い終わればそのままゴミとして廃棄されますが、ハクキンカイロは少量のベンジン(燃料)を入れて何度でも繰り返し使えます。

ハクキンカイロの温かくなる仕組みは、ベンジンの気化ガス(水素)と火口のプラチナが接触して発熱する化学原理によるもの。

気化したベンジンがプラチナの接触作用により「炭酸ガスと水」に分解され、そのとき発生する酸化熱を応用した、環境にとても優しい、安全でクリーンなハイテクカイロです。


ハクキンカイロの気になる点

保温時間が短い

ハクキンカイロを使って残念だった点は、燃焼(保温)時間が想定よりも短かったこと。

公式サイトをみると、ハクキンカイロスタンダードの保温時間は専用カップ1杯で10~12時間とされています。

しかし、実際に私が使ってみると短い時は8時間、長くても10時間ちょっと、平均では9時間ほどでした。

メーカーが公表している保温時間(10~12時間)より、かなり短いものでした。

保温時間は外気温やオイルなど条件によって異なりますが、ここまで短いのはショックでした。

保温(燃焼)時間が短いのは、私が購入したハクキンカイロがハズレだったのか?

それとも他に原因があるのか?

もうしばらく探ってみたいと思います。

手間がかかる

ハクキンカイロを使う前には毎回、計量カップでベンジンを入れ、ライターやマッチで火口をあぶる必要があります。

袋を開けるだけで発熱する使い捨てカイロと比べると、ハクキンカイロは手間がかかります。

ただ慣れてしまえば2~3分でできる作業なので、それほど手間とは思っていません。

面倒といえば面倒ですが、暖を取るためには必要な儀式。

こうして少し手間がかかることも、逆にガジェットとしての魅力を高めていると思います。

独特の匂い

ハクキンカイロは燃料にベンジンを使用します。

ハクキンカイロ指定のベンジンは現在2種類ありますが、どちらも使用中はかすかに石油の匂いがします。

屋外で使用していると匂いはほとんど気になりませんが、締め切った狭い空間で使用していると、匂いに敏感な方は匂いが気になるかも。

2種類ある指定ベンジンのうち、エビスベンジンの方が匂いが控えめなので、においが気になる方はそちらを使用すると良いでしょう。

まとめ

今回は冷え性な私がハクキンカイロを実際に1ヶ月間使った感想をご紹介しました。

圧倒的な暖かさはもちろん、エコでレトロでエモいところもハクキンカイロの魅力。

使い捨てではなく10年、20年と使い続けることができるのも気に入っています。

冷え性な私の心強いアイテムになってくれそうです。

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