先日、東京観光の合間に「縁切榎」へ立ち寄りました。
目的は、叶えていただいた縁切りの願いに感謝を伝えるためです。
関西在住の私が、わざわざ関東屈指の縁切りスポットまで足を運んだのは、ここ数年、職場の人間関係に悩んでいたから。
職場にどうしても苦手な人がいて、その方との縁を断ち切りたいと、今年1月にお参りしていたのです。
すると、わずか2か月後。
春の人事異動でその方が別部署へ異動。
こんなにも早く願いが叶い、自分でも驚きました。
まさに「縁切榎」の力を実感した出来事です。
今回は、その感謝の気持ちを伝えるためのお礼参りとなりました。
縁切榎へお礼参りに訪れたのは9月初旬。
まだ夏を思わせる蒸し暑さで、近所では秋祭りが開かれており、法被姿の子どもたちの声が境内にまで響いていました。
鳥居をくぐると、神妙な表情で絵馬を書いている女性の姿が。
縁切榎は小さな神社ですが、関東屈指の縁切りスポットだけあって、いつも参拝者が絶えません。
女性が参拝を終えるのを待ち、私も祠(ほこら)の前に立ちます。
お賽銭を入れ、両手を合わせ
「◯◯さんとの縁を断ち切っていただき、ありがとうございました。」
と心の中で神様に伝えました。
続いて、縁切榎ならではのお礼参りの作法として、絵馬を購入した際についてきた根付を返納します。
祠の左脇には「お礼箱」と書かれた小さな箱があります。
ふたを開けると、中には多くの根付が納められていました。
私も根付の裏面に本日の日付と感謝の言葉を書き添え、祠の脇にある「お礼箱」に納めました。
これでお礼参りは無事に完了です。
私の住んでいる宝塚からは距離があり、そう頻繁には訪れられませんが、神様に直接お礼を伝えられたことで、心がすっと軽くなりました。
ちなみに縁切榎は、特定の誰かとの縁切りだけでなく、気づかぬうちにまとわりついた悪縁を断ち切り、良縁を招くために参拝するのもおすすめです。
「怖い神様」というイメージはなく、むしろ心を整理し、前に進むきっかけをくださる存在だと感じます。
参拝を終えて境内を歩いていると、お守りが入ったガチャガチャを発見!
残念ながらこの日は中身が空で回せませんでしたが、思わぬ発見にちょっと笑顔になれました。
無事にお礼参りもでき、気持ちがすっきりした後は、良縁を願って東京大神宮へ向かいました。
清野とおるさんの『東京怪奇酒』で紹介された縁切榎。
— ももすけ (@momosukesanpo) September 26, 2025
職場の苦手な人との縁をスパッと切ってもらえたので、お礼参りしてきました✂️✨ https://t.co/VPfBtl4FfI pic.twitter.com/6tJvbFRvcG
縁切榎(榎大六天神)の基本情報
所在地:東京都板橋区本町18
アクセス:都営三田線「板橋本町」駅から徒歩5分
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