小柳ルミ子は元タカラジェンヌ?宝塚時代の芸名や成績をご紹介!

7月2日は歌手、女優の小柳ルミ子さんの誕生日。

70代になった現在も、歌手活動やサッカーのサポーターとして多方面に活躍されています。

「私の城下町」で歌手デビュー後、「瀬戸の花嫁」や「星の砂」など数多くのヒット曲や映画、ドラマに出演された小柳ルミ子さんですが、実は元タカラジェンヌなのをご存知でしょうか?

今回は、小柳ルミ子さんのタカラジェンヌ時代の芸名や成績、初舞台等をご紹介します。

小柳ルミ子さんの宝塚時代の芸名は「夏川るみ」

小柳ルミ子さんは、1968年(昭和43年)に宝塚音楽学校に入学し、宝塚歌劇団には1970年(昭和45年)に56期生として入団しました。

同期には元雪組トップスターの麻実れいさんがいます。

宝塚音楽学校を首席で卒業後、「夏川るみ」という芸名で宝塚歌劇団に入団。

しかし入団後わずか2ヶ月で退団されました。

小柳ルミ子(夏川るみ)さんのプロフィール

1968年(昭和43年)4月 宝塚音楽学校 入学

1970年(昭和45年)3月 宝塚歌劇団に56期生として入団

1970年(昭和45年)5月7日 宝塚歌劇団を退団

成 績:1位/70名

本 名:小柳 留美子

芸 名:夏川るみ(宝塚歌劇団在籍時)

出身地:福岡県福岡市

出身校:筑紫女学園中学校

誕生日:1952年7月2日(蟹座)

身 長:159cm

血液型:A型

配 属:な し

初舞台:1970年3月雪組「四季の踊り絵巻」「ハロー!タカラヅカ」


小柳ルミ子さんが宝塚歌劇団をやめた理由

宝塚音楽学校を首席で卒業しながら、宝塚歌劇団をたった2ヶ月で退団した小柳ルミ子さん。

音楽学校を首席で卒業した生徒がわずか2ヶ月で退団するのは、宝塚歌劇110年の歴史の中でも異例のこと。

いったい、どのような理由で宝塚歌劇団を退団する決意をしたのでしょうか?

実は小柳ルミ子さんが宝塚音楽学校に入学したのは、幼い頃からの「歌手になる」という目標を叶えるため。

インタビューでは次のように語られています。

もともと宝塚に入ったのは、普通の高校で学問を学ぶより芸事を学びたい、そして芸能界に入りたい、という選択でしたから。私の中では宝塚は通過点だったんですよね。

たしかに宝塚に残れば確実にスターになれたでしょう。

だけど私はもっと広い世界、もっと厳しい世界で生きたい、という思いが子供の頃からあったんです。

そのために3歳の頃からクラシックバレエを習い、週に8つものお稽古ごとを頑張ってきたのですから諦めるわけにはいきませんでした。


八千草薫さんや黒木瞳さんのように宝塚歌劇の娘役として活躍後、芸能界で活躍されている元タカラジェンヌもたくさんいらっしゃいますが、「歌手になる」という夢を少しでも早く叶えるために入団2ヶ月で退団した小柳ルミ子さん。

もっと大きな世界を夢見た小柳ルミ子さんにとって、宝塚歌劇はあくまで通過点だったんですね。

小柳ルミ子さんの音楽学校時代の成績は?

70名の大所帯だった56期生の中で予科生、本科生時代ともに成績トップだった小柳ルミ子さんは、宝塚音楽学校を首席で卒業されました。

音楽学校の卒業式では

・予科生代表として『送辞』

・本科生代表として『答辞』

の両方を読んだくらい成績優秀だったそうです。

このときは将来の娘役トップとして、劇団側の期待も大きかったことでしょう。

画像引用:ミモレ

すみれ募金をしている袴姿の小柳ルミ子さん。

宝塚音楽学校在籍時なので15~16歳頃でしょうか?

とても可愛い娘役さんですね。

タイムスリップして当時の彼女に会ってみたいです。

2023年(令和5年)のすみれ募金の様子はこちらです。

小柳ルミ子さんの初舞台は?


小柳ルミ子さんは1970年3月に「夏川るみ」という芸名で宝塚歌劇団に入団され、雪組「四季の踊り絵巻」「ハロー!タカラヅカ」で初舞台を踏んでいます。

しかし、小柳ルミ子さんは入団後わずか2ヶ月で退団。

小柳ルミ子さんが、タカラジェンヌ「夏川るみ」として出演したのは、この作品のみとなってしまいました。

ちなみに56期生の組配属は昭和46年3月8日に決定したので、昭和45年5月に退団した小柳ルミ子さんの所属した組はありません。

画像引用:小柳ルミ子公式ブログ

とても貴重な小柳ルミ子さんの宝塚時代の初舞台写真。

センターにいるのが小柳ルミ子さんです。

もし2ヶ月で退団せず、宝塚歌劇団に残っていれば、娘役スターとして多くの作品に出演したことでしょう。


小柳ルミ子さんが宝塚歌劇団に残っていればトップ娘役になっていた?

画像引用:まいぷれ

小柳ルミ子さんがもし入団2ヶ月で退団せずそのまま残っていれば、どうなったでしょうか?

音楽学校を首席で卒業し、歌やダンスが得意な小柳ルミ子さんだったので、もし5年ほど在籍していればトップ娘役になった可能性は十分あったと思います。

宝塚歌劇団に入団時での小柳ルミ子さんは、まだ18歳。

もし5年間タカラジェンヌとして活躍後に芸能界に入ったとしても23歳だったので、少し急ぎすぎたような気がします。

タカラジェンヌとしての小柳ルミ子さんの活躍をもっと見てみたかったですね。



元タカラジェンヌ黒木瞳さんの宝塚時代のアパートに行った時の様子はこちらです。

takarazukatownjournal.blogspot.com

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